ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

映画・テレビ

2015年 第89回キネマ旬報ベスト・テン

キネマ旬報恒例の昨年度映画ベスト10ならびに各賞が発表されました。昨年末の「今年を振り返る2015 」で「2015年はあまり沢山映画を見られなかった」と書きましたが、やはり見たくて見逃した映画がたくさんベスト10に入っています。 邦画では「恋人たち」と…

「古典五種競技」質問

(Claud Monet: Impression, soleil levant、1872) 先日紹介した雑誌「MONKEY」には「猿からの質問」というコーナーがあり、今回のお題は「古典五種競技」でした。質問内容は 『 以下の五つの分野について、あなたにとって一番大事と思える古典の作品(等)…

今年を振り返る2015 (2) 映画編

はむちぃ: さて、「今年を振り返る」シリーズ第二回は 「 いつもなら 何をさておき まずはこれ 」 という「映画編」でございます。ゆうけい: 五・七・五お見事でござる、はむちぃ君。 は: とは言え、今年は去年にもまして少なかったですねえ。ゆ: 今年は…

ティム・バートンの世界展@グランフロント大阪

( Baloon Boyの巨大フィギュア) 休日の今日は天気もよく、グランフロント大阪北館まで足を伸ばして、ナレッジキャピタル・イベントラボで催されている「ティム・バートンの世界」展に家内と出かけてきました。 私はこのブログでも色々とレビューしてきまし…

2014年 第88回キネマ旬報ベスト10

2014年第88回キネマ旬報ベスト10が発表されました。日本映画は「そこのみにて光り輝く」が作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞と四冠を獲得しました。観た時からこれはキネ旬では上位に行くだろうなと思っていましたが、これだけ評価されるとは思いませ…

今年を振り返る2014(1) 映画編

はむちぃ: 皆様おひさしゅうございます。ゆうけい家筆頭執事のはむちぃでございます。今年もまた、この季節がやってまいりました。ゆうけい: 「今年を振り返る」シリーズですか~、もう忙しくてすっ飛ばそうと思ってたんだけどなあ~(-_-)は: 何をおっし…

オールタイム・ベスト 映画遺産 外国映画男優・女優100

拙ブログで何度か書いていますように、父が昔映画館を経営していたので、私にとって映画はごく自然にそこにあるものでした。そして思春期にさしかかったばかりの頃に「小さな恋のメロディ」の一大ブームが日本を席巻し、ますます映画の虜になり、自然に洋画…

福本清三さん★ふるさと凱旋上映会

(中央:福本清三さん、右:大野プロデューサー) 先日紹介した映画「太秦ライムライト」の主人公を演じた「五万回斬られた男」福本清三さんの映画中での役名は「香美山清一」でした。この香美は福本さんの出身地である兵庫県但馬地方の日本海に面する「香美…

しまなみ海道紀行(2)尾道散策

(ロープウェイより尾道市街を望む) さて、時間はさかのぼりますが、旅行第一日目、9月6日の昼前に山陽自動車道福山西ICを降りた私たちは、すぐにはしまなみ海道に向かわず、尾道を目指しました。 目的は二つ、一つは昼食に名物の「尾道ラーメン」を食べ…

ロビン・ウィリアムズを悼む

今日の昼過ぎ、朝の仕事を終えて一息つきネットを開くと、SNSで友人が書かれた記事にわが目を疑いました。 「ロビン・ウィリアムズさんが自殺」、、、呆然として言葉を失いました。しかしそれは残念ながら事実でした。 『 映画『グッド・ウィル・ハンティン…

小豆島紀行(2)実写版「魔女の宅急便」ロケ地探訪

小豆島紀行第二回は実写版「魔女の宅急便」のロケ地探訪をお送りします。去年の3月ごろに記事を書いていますから、まだ一年前の映画ですね。もちろんジブリの名作ほどには話題にならず、興行成績も冴えなかったようですが、ブログ記事にも書いたように私個…

小豆島紀行(1)「八日目の蝉」を行く

(中山千枚田虫送り、短距離コース) 7月5-6日の一泊二日で小豆島に出かけてきました。久々の家族旅行です。天気予報で雨が心配でしたが、最後の日の帰り際に降った程度で、楽しく、思い出深い旅行となりました。 今回の旅の目的は 1: 映画「八日目の蝉…

今年を振り返る2013(1) 映画編

はむちぃ: 皆様お久しぶりでございます、はむちぃでございます。今年も残すところあとわずか、当ブログ高齢恒例の「今年を振り返る」企画の季節がやってまいりました。 ゆうけい: 私も高齢になって、小声の台詞も聞こえんし映画の字幕も見辛いしで、もうわ…

2012年 第86回キネマ旬報ベスト10及び個人賞

(かぞくのくに) 今年も2012年度映画の総括の時期がやってきました。まずはキネマ旬報のベスト10及び個人賞が発表されました。結果は以下の通りです。 2012年 第86回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画ベスト10 1位 かぞくのくに 2位 桐島、部活やめるっ…

今年の映画レビューを振り返る

はむちぃ: 今年もあと二日となりました。本年も拙ブログをご覧頂きありがとうございました。ゆうけい: 例年この時期には「今年を振り返る」シリーズをまとめているのですが、ここ2年ほどブログのアクティビティの低下はいかんともしがたく、は: 去年は映…

今年の映画レビューを振り返る2011

はむちぃ: 皆様こん**は、今年も一年回顧の季節がやってまいりました。ゆうけい: とはいうものの、今年の拙ブログはアクティビティが低く、まともに続けられたのは映画レビューくらいという体たらくでございまして、まことに申し訳ございませんm(__)m。…

三宮シネフェニックス閉館

神戸の映画ファンにはまた一つ残念なニュースが入りました。以前シネカノンが閉館した時も残念な思いをしましたが、今度は三宮シネフェニックスが5月に閉館する事が決定しました。またミニシアター系が一つ消えるのかという寂しさももちろんですが、大震災の…

実写版もやしもん

先週の某日、娘が突然「ああっ!」と大声をあげました。「どうしたん?」と聞き返すと「もやしもん、もう始まっとったん忘れてたあ(;O;)」 。。。「あ”あ”あ”っ!!!」っと次に大声をあげたのが私であることはいうまでもありません...orz オーディオルーム…

R-1グランプリ2010感想

今年のR-1グランプリは上位陣の質が高かったですね。M-1の方式を真似て視聴率を上げようとするのはどうかと思うし、相変わらず雨上がりのMCは下手、板尾が審査員と言うのも理解不能と、疑問点は色々あるものの、結果には納得です。あべこうじ、素直にお…

「坂の上の雲」(1)TVドラマ雑感

(菅野美穂(正岡律)、阿部寛(秋山好古)、本木雅弘(秋山真之)、香川照之(正岡子規)) 「まことに小さな国が、開化期を迎えようとしている。」という有名な文章で始まる司馬遼太郎(遼は本当はしんにゅうに点が一つ多いのですが、便宜上遼とさせていた…

今年を振り返る2008(1) 映画編

はむちぃ: 皆様こん**は、はむちぃでございます。今年も「振り返る」特集の季節がやってまいりました。先ず第1回は「映画編」をお送りいたします。ゆ: 順番が毎年ばらばらで申し訳ございません、気まぐれなもんで(謝。は: またまたそうやって偽悪ぶる…

水野晴郎氏を悼む

映画評論家の水野晴郎氏が6月10日肝不全で亡くなられました。享年76歳、謹んでお悔やみ申し上げます。 水野晴郎さん死去=映画評論家から監督にも挑戦( 時事通信) 拙ブログでは「シベ超」をトホホ扱いしたりしてましたが、映画を一生愛し抜かれた事には深…

ゲド戦記:まとめ

過去5回の記事において、ル=グイン女史の「Earthsea Quartet(通称ゲド戦記四部作)」と、ジブリ映画「ゲド戦記」について検討してきました。 まず映画・ゲド戦記にあまりにもキャラクターやストーリーの無断の変更が多く、著者が不満(憤懣)を持っている…

ゲド戦記四部作 /Ursula Le Guin

(左:The Earthsea Quartet(Penguin Books), 右:映画ゲド戦記(DVD)) ちょっと古い話になりますが第三回文春きいちご賞第一位はスタジオジブリのアニメーション映画「ゲド戦記」でした。その記事を書いた時には「まだ見てないので個人的にはコメントを差…

1000年女王、そして超個人的祝祭

1000年女王【劇場版】はむちぃ: や、やっぱり、、、(--〆)ゆうけい: 何がやっぱりだい、はむちぃ君?は: 何がじゃございませんよ、銀河鉄道999の次に期待を持たせといて1000年女王とはあんまりにも安直な、トホホ。ゆ: そうではないぞよ、はむちぃ君、…

銀河鉄道999、または祝祭前夜

はむちぃ: ようやく一息つかせていただきましたところをまたまた呼び出されて参りました(-"-)、はむちぃでございます。それにしてもまたなつかしいアニメ映画のレビューでございますね。ゆうけい: まあまあはむちぃ君、そう嫌がらずにつきあってくれたまへ…

R-1グランプリ2008寸評

恒例のR-1ぐらんぷり2008決勝が17日に行われました。もうネットでも活字でも結果が発表されてますので、ここで公表してもいいでしょう、なだき武二年連続優勝おめでとうございます。去年はディラン・マッケイ、今年は地のなだぎで優勝と実力が本物で…

今年を振り返る(4)映画編

はむちぃ: 皆様メリー・クリスマス、はむちぃでございます。ゆうけい: メリー・クリスマス、Mr.ローレンス(違、ゆうけいでございます。は: たけし様じゃないんですから(ーー;)、ということで「今年を振り返る」第四弾は恒例の映画編でございます。まずは記…

ティファニーで朝食を

はむちぃ: これはまた古い映画でございますね、「ティファニーで朝食を」でございますか。ご主人様の学生時代の憧れの大スター、オードリー・ヘップバーン様の代表作の一つでもございます。ゆうけい: そうそう、時代の変化もあるけれど、オードリーほどの…

ナイトミュージアム

はむちぃ: おや、まだ映画を見るのはまだ無理とおっしゃってたのでは?ゆうけい: イエスアイドゥ~。は: 坂田利夫師匠ですかあんたは、それに英語でイエスだと意味が逆になるのではござませんか(-.-)。ゆ: まこと、英語で一番難しいのはイエスとノーでご…