ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

R-1グランプリ2010感想

R12010
 今年のR-1グランプリは上位陣の質が高かったですね。M-1の方式を真似て視聴率を上げようとするのはどうかと思うし、相変わらず雨上がりのMCは下手、板尾が審査員と言うのも理解不能と、疑問点は色々あるものの、結果には納得です。あべこうじ、素直におめでとう。

 では一回戦の寸評、カッコ内は私の評価です。

1位 なだぎ武ザ・プラン9 661 (8/10) 
 さすがの余裕、でも新ネタ持ってきて欲しかった
2位 エハラマサヒロ 655 (10/10)
 塾ネタは知ってたがMJダンスの意外性で個人的には1番
3位 あべこうじ 658 (8/10)
 オーソドックスなスタンダップコメディの質を年々磨きあげてきた努力を素直に讃えたい
4位 川島明麒麟 645 (9/10)
 もう一ネタ見たかった、惜しい、やっぱり麒麟は彼のユニット
5位 いとうあさこ 641 (6/10)
 精一杯やったね、ご苦労さん
6位 Gたかし 639 (5/10)
 どうして決勝に残ったのか理解できない
7位 バカリズム 630 (7/10)
 よかったけどねえ、万能型で期待が大きすぎたのかも
8位 我人祥太 628 (6/10)
 伊東四朗にずばり指摘されたように一定の年齢層から上には受け入れられない
9位 COWCOW山田與志 627(7/10)
 サバイバルステージでははじけてたのに、緊張からリズムを崩していたのが残念、最初からもんたよしのり出せば良かったかも

決勝:
あべこうじ 6票 (10/10)
エハラマサヒロ 1票 (9/10)
なだぎ武 0票 (9/10)

 3人終わった時点で即座にあべこうじだなと思いました。R-1のRは落語(RAKUGO)から取ったもので、話芸がR-1の原点だと思い出させてくれた事に感銘を受けました。エハラMCハマーなだぎの「たっけこぷたぁ」もそれなりに面白かったけれど、今回は彼に脱帽です。最初は嫌いなタイプだったけど、「ピン芸人」本来の漫談で優勝を勝ち取ったのはR-1史上に残る功績だと思います。

 あと、サバイバルステージの寸評も記しておきます。

1位(本戦出場) COWCOW山田與志 1110点 
 心情的には友近に勝ち上がって欲しかったけれど、今回のフリップ芸の乗りの良さには脱帽、文句無しの勝ち上がりでした
2位 友近 730点
 最近のネタでは一番面白いヨガ+フットルース・ネタだったんで惜しかったなあ 
3位 田上よしえ 490点
 最初は戸惑ったけれど意外に面白かった、今後に期待 
4位 アナログタロウ 370点
 何度かあのネタ見たけどやっぱり笑ってしまう、レパートリーを増やしていけば化けるかも 

5位 ユリオカ超特Q 360点
 4位と5位の差はたった10点だけど、途轍もなく深い断層がある、今回5位以下は問題外
6位 ゆってぃ 250点
 人気もあるし、盛り上がってたけれど芸としてはね 
7位 もう中学生 190点
 先日ドキュメンタリー風のロケを見たけれど、彼はおそらく軽いADHDではないかという印象を受ける、さりとてそれに同情するわけにもいかない
8位 中山功太 180点
 個人的には5位あたりだと思うけれどさすがに頭打ち、ネタとしては悪くなかったけれどインパクトに欠けましたね 
9位 今泉 170点
 さすがにあれだけの時間は持ち堪えられないね 
10位 ナオユキ 130点
 まっ、仕方ないね