ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

小豆島紀行(2)実写版「魔女の宅急便」ロケ地探訪

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 小豆島紀行第二回は実写版「魔女の宅急便」のロケ地探訪をお送りします。去年の3月ごろに記事を書いていますから、まだ一年前の映画ですね。もちろんジブリの名作ほどには話題にならず、興行成績も冴えなかったようですが、ブログ記事にも書いたように私個人としては意外に楽しめた映画でした。

 小豆島ロケで造られたおソノさん夫婦のパン屋「グーチョキパン屋」のセットがそのまま道の駅に移設・保存されてハーブ店として営業していると知っていたので、今回の旅行のもう一つの目玉として楽しみにしていました。

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 神戸港からジャンボフェリーに乗って出かけたのですが、HP予約だと「魔女宅キャンペーン」でイカー乗船料金20%オフです!
 というわけで、船内には「魔女の宅急便」のパネルや実際に使われた自転車・ほうきなどが展示されていました。ロケ地観光マップもあり、予習もばっちりできました。

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(道の駅より対岸を望む)
 というわけで、坂手港に着いた私たちはまずは「道の駅 小豆島オリーブ公園」を目指しました。車でものの10分くらい走れば着いてしまう距離でした。
 とりあえずオリーブ記念館に入り、オリーブソフトクリームを食べました~。同じ葉っぱ系のせいか、抹茶ソフトクリームと似ている気がしました。

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 そして目的のハーブショップ・コリコを目指します。ありました、ありました、意外にこじんまりとしていましたが、まさにキキが泣いて笑った「グーチョキパン屋」さんです。中はハーブ系を中心としたショップになっていましたが、パンも売っていたので買って食べました。お味はまあまあというところ。

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 出窓の部分を中から撮影。ちょこんと置いてあるのは、キキが注文を取った黒電話です、多分。

 一寸お腹が膨れてしまった私たちは次いで寒霞渓を目指すことにしました。キキが初めて町を山上から見るシーンがここで撮られています。ロープウェイがあるので、下の紅雲亭駅まで車でひとっ走り。島一番の有名観光スポットのはずなのに閑散としています。

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 駅長の二郎君です。最近はこういう犬猫駅長が多いですね。ついでに言うと、途中で猿の子に出くわしました。犬猿の仲というくらいなもので、猿を追っ払ってくれるのかもしれません。

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 それはさておき、早速ロープウェイに乗って山頂駅を目指します。約5分半の行程ですが、一面の緑と奇岩が目を楽しませてくれました。

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 山頂付近から小豆島町と海を臨みます。魔女宅のロケは四望頂展望台付近だと思いますが、写真はロープウェイ頂上付近からのもので、大体こんな感じです。
 山頂も下ほどではありませんがそれほど賑わってはいませんでした。やはり紅葉の時期なんですかね、本番は。

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 山頂のレストランで小豆島名物の「ひしお丼」を食べようと画策していたのですが、あいにく売り切れとのこと。「オリーブラーメン」というメニューがあったので全員それにしましたが、なんだこの色は(驚。まあ味は悪くなかったですが一寸濃い目。夜にホテルで食べたオリーブを練り込んだパスタは絶品でしたがこんな色ではなかったです。今回の旅行で唯一の失敗かな。

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 さて、翌日は島の西端を目指しました。キキとトンボが初めて出会うシーンが撮られた旧戸形小学校です。海辺にあってそのまま公民館として活用されています。日曜日なのに観光客は誰一人おらず、ブラバンの練習を地元の方二人がされているだけでした。というわけでゆっくりと散策しました。

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 傍の砂浜はウミガメが来るそうで現戸形小学校の生徒さんが守っています。くれぐれも大切に保存して、足を踏み入れないようにしましょう。

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 懐かしの二宮金次郎銅像もありました。

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 あと一か所スポットはあったのですが少し遠いので今回はパスしました。以上で魔女宅編終了です。