ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

トーベ・ヤンソン展@あべのハルカス美術館

昨日所用の帰りにあべのハルカス美術館で、「トーベ・ヤンソン展~ムーミンと生きる 」を観てきました。インターネットが普及しだした頃からムーミンの公式HPはあり、わたしも良く覗いていました。今も多分「ムーミン谷村民」のままだと思います。そのムー…

点頭録 / 夏目漱石

年頭よりコツコツと続けてまいりました漱石大全読破プロジェクトもついに最終年である大正五年(1916年)です。漱石、四十九歳、この年の十一月に胃潰瘍が再発、二十八日大出血、十二月二日に再度の大出血があり、十二月九日午後六時五十分に永遠の眠りにつ…

今日のマスターズ練習

先週は台風直撃日で休んでしまいましたが、マスターズ練習にはなんと4人も来ていたとのこと、凄いですねえ。で、台風やら、旅行やら仕事やら、何やかやでこの2週間は完全に練習不足、あまけに8月の大会に出られないのでモチベーションもあまりあがっておら…

道草 / 夏目漱石

【 「猫」の裏にあった「闇」: 漱石が人間の業を徹底的に抉り出した「自然主義」的小説 】 漱石大全読破プロジェクト、今回の作品は「道草」です。丁度100年前の今頃の季節である六月から九月まで朝日新聞に連載されました。完結した小説としては漱石最…

TOKYO ADAGIO / Charlie Haden and Gonzalo Rubalcaba

久々のジャズ盤紹介です。これもまた追悼盤と言えましょうか、昨年惜しくも亡くなった名ベーシスト、チャーリー・ヘイデンとキューバ出身の天才ピアニスト、ゴンザロ・ルバルカバが2005年3月にBlue Note Tokyoで行ったライヴを収録したアルバム「TOKYO ADAG…

山陰行(2): クラフト館岩井窯

(クラフト館岩井窯、正面が参考館、右手が喫茶とお食事処、手前の大甕に活けられているのは蓮) 山陰行二日目の今日20日は、以前家内がOさんに案内されて訪れた鳥取県岩美郡岩美にあるクラフト館岩井窯を訪れました。窯ですからかなりの山中にあるのです…

山陰行(1): 浜坂川下(かわすそ)祭

7月19日、20日の連休は家内の実家をベースにして、浜坂と鳥取に出かけてきました。まず、19日は家内のご友人Oさんの兵庫県美方郡新温泉町浜坂のご自宅にお招きいただき、浜坂川下(かわすそ)祭りを観てきました。 『 川下祭りは、但馬三大祭りの一…

硝子戸の中 / 夏目漱石

【 漱石最後の随筆、問わず語りの母への思慕の情 】 漱石大全読破プロジェクトもいよいよ終盤となってきました。文筆活動11年目、漱石死去の前年である大正四年(1915年)に入ります。 この年一月には対華二十一カ条の要求の交渉が開始され、五月には最後…

僕だけがいない街 (6) 三部けい

幼児・学童誘拐・殺害の事件報道が絶えない現代社会の病根をタイムスリップと推理劇形式で抉り出していく展開が注目を集めている三部けいの「僕だけがいない街」第六巻です。 簡単におさらいしておきますと、主人公は売れない漫画家・藤沼悟。漫画では食って…

天野喜孝展 @ 兵庫県立美術館

( DEVALOKA by Yoshitaka Amano ) 現在日本アニメ界の牽引者細田守のアニメ映画を見たあとは、すぐ傍にある兵庫県立美術館でアニメ界のレジェンド「天野喜孝展 想像を越えた世界」を観てきました。 『 天野喜孝氏は、タツノコプロで「ガッチャマン」や「タイ…

バケモノの子

「時をかける少女」「サマーウォーズ」「「おおかみこどもの雨と雪」」で日本アニメ界を牽引する存在となった細田守監督の最新作「バケモノの子」を観て来ました。 拙ブログでは「サマーウォーズ」を絶賛しましたが、「おおかみこどもの雨と雪」は、現実世界…

今日のマスターズ練習

今週は仕事での精神的プレッシャーがかなりきつくて、ちょっとへばり気味。まあそれが自分の仕事と普段は割り切ってやっているのですが、昨日は限界Maxに達して極度に疲弊してしまい、ジムへは行ったものの、何をする気力も出なくて、久々に風呂だけ入って帰…

カズオ・イシグロの来日インタビュー記事

本日(2015.7.7)の神戸新聞にカズオ・イシグロのインタビュー記事が載っていました。先日レビューした最新作「忘れられた巨人」のプロモーションのための来日です。要点をかいつまんで紹介したいと思います。 先日のレビューで紹介したように、舞台はアーサ…

拙宅オフ会: ウェルフロートボード導入再び

先日CDPのインシュレーターボードとして導入したウェルフロートボードに好感触を得たので、マイミクの京都人さんを通じて、ジークレフ社主のLanciastさんにターンテーブルXerxes20用のウェルフロートボードを大きさ指定で特注で作成していただきました。 本…

こころ / 夏目漱石

漱石大全読破プロジェクトも「『心』自序」をプロローグとしてついに「こころ」に辿り着きました。漱石大小説群の中でももっとも人口に膾炙した傑作です。 と言っても個人的には前作の「行人」の方が好きではあるのですが、「それから」「門」と同じように、「…

『心』自序  / 夏目漱石

漱石大全読破プロジェクト、10年目の大正三年(1914年)に入ります。この年、一月には桜島が大噴火、三月には辰野金吾が設計した東京駅が竣工、四月には第二次大隈内閣が成立しています。軍靴の足音も聞こえてきます。八月には第一次世界大戦に参戦しドイツ…

今日のマスターズ練習

今日は男性2人と女性5人の7人で2コース。SKPS練習で900Mと軽めでしたが、自分に厳しく行こうと思えばいくらでも厳しくなるメニューでもありました。 1: アップ: 100M x1本 2: キック: 25M x6本、1’、Cr、Ba まずはキック。グライド…