2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧
久々の邦画レビューとなります。公開されたばかりの「きみはいい子」を早速見てきました。 題名の「きみはいい子」って何か平凡な恋愛あるいは家族映画のように思えますが、そうではなく、教育現場や子育ての諸相を描いた群像劇です。 トレイラーが面白そう…
「行人」のレビュー、最終回です。(前)(中)でこの痛切な物語の解説は終えました。それで満足か、と問われたなら、まだまだ語りたいことはある、と答えます。一郎≒漱石の「神経衰弱」と、「一郎と直」≒「漱石と鏡子」の関係について個人的な見解をこの終章…
「行人」のレビューは続いて、漱石が胃潰瘍で倒れたため中断され、五ヶ月後に再開された最終章「塵労」に入ります。この作品の白眉であり、そして最も難解な章です。 序盤は第三章の延長線上にあり、一郎の精神の変調に翻弄される周囲の人間模様が語られます…
後期三部作の第二作「行人(こうじん)」です。いよいよ漱石大全読破プロジェクトも胸突き八丁に差し掛かりました。というのも本作が漱石の大小説群の中でも群を抜く傑作だと思っているからです。否、「傑作」と言ってしまえば「ああそうですか」で終ってしま…
今日は男性3人と女性5人の8人だったので通常通り2コースを使っての練習となりました。遅いほうのペースメーカーを頼まれたのでそちらのトップでいくことになりました。 1: アップ: 100M x1本 2: キック: 25M x8本、1’、グライドキック …
漱石大全読破プロジェクト、八年目の明治45年・大正元年(1912年)は前回レビューした「彼岸過迄」以外大した作品がなかったことと、「行人」が二年にまたがっているため、本人の動静と日本の世相は省略しました。そこで今回は九年目の大正2年(1913年)…
さて、セッティングとヴォイシングも終ったところで、いくつかリファレンスディスクを聴いてみました。ちなみに Fourplay: 「Fourplay」 (Fusion) EBTG 「Covers EP」 (Vocal) Corrinne May 「Beautiful Seed」 (Vocal) Jennifer Warnes 「The Hunter 」…
今年は珍しくオーディオネタが続きます(笑。先日ウェルフロートボードをSACD/CDPであるAccupphase DP-700の下に導入したのも、BDRのボードを新しく導入するこの機器に用いるための下準備でしたが、幸い予想以上の音質改善効果が得られました。 そして、満を…
今日はなんと男性4人と女性7人の11人の大人数でした。で、久々にというか私が復活後では初めて3コースを使っての練習となりました。やっぱり人数が多いと楽しいです。 1: アップ: 100M x1本 2: キック: 25M x6本、1’、Fly,Ba,Brx2セッ…
【 一年半のブランクを経て編まれた後期三部作第一作 】 漱石大全読破プロジェクト、今回は「彼岸過迄」です。明治43年の「思い出す事など」のレビューで述べたように「門」を脱稿後「修善寺の大患」でたおれた漱石は長い療養生活に入ります。よって長期にわ…
Dolon邸オフからオーディオ熱が再燃し始め、近々またまた機器入れ替えを予定しております。それに合わせてインシュレーターボードの配置換えをずっと考えていたのですが、かねてからマイミクの京都人(旧moukutsu)さんが勧めておられたフローティングボード…
大会後の疲れがやや残っている今日この頃、昨日はさすがに一休みしてお風呂だけ入りに行きました。そして今日は大会後初練習。割と軽めだったものの、今日は事情があって行くのが遅くなり、アップが十分に出来ませんでした。アップというと体を暖めてほぐす…
【 先のない男の孤独と寂寥 】 漱石大全読破プロジェクト、七年目の明治44年(1911年)に入ります。明治も押し詰まったこの年、漱石は44歳、大きな出来事が二つありました。 一つは文部省との間で「文学博士号」の授与を巡って、これを断る漱石と授与さ…
( 25Mバタフライ、タナボタの銅メダル ) はむちぃ: ご主人様、お帰りなさいませ(-_-)。ゆうけい: うみゅ、はむちぃ、いつものルーチンパターンありがたう。は: いきなりこの写真をお見せになるところをみると、今日はご機嫌でございますね。ゆ: はい…
先週まではめまい、今週は風邪と、明後日に大会を控えながらなかなか調子が上がってきません。昨日、一昨日は久しぶりに2日間もジムを休んで休養。今日はなんとか体調も回復してきて、雨の中行ってきました。 今日からマスターズ練習が、いつも泳法練習して…
【 「それから」のそれからの静謐な物語 】 前期三部作の最終作「門」は「それから」と兄弟作品とよく言われますが、激しい感情と色彩が渦巻く「それから」とうって変わって、まるで小津安次郎の白黒映画を観るが如くの静謐で物悲しい作品となっています。 …
久々の映画レビューです。なかなか行く機会がなくって映画に飢えておりましたが、昨日はお気楽な楽しい映画を見てきました。考えてみれば邦画をレビューするのも久しぶり。それがこれか(笑。「脳内ポイズンベリー」です。いやあ、なかなか楽しかったです。 …