ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

三四郎 / 夏目漱石

漱石大全読破プロジェクトもついに「大小説群」に入ります。大小説群は前期三部作「三四郎」「それから」「門」と後期三部作「彼岸過迄」「行人」「こころ」、そして未完の「明暗」の7作からなります。 もういいよと言われそうですが、まず文体から語りたいと…

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

先日紹介した「セッション」とともに是非とも観たかった映画「バードマン」をようやく見てきました。2014年度のアカデミー作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞の4冠に輝いた映画ですが、編集賞を何故撮れなかったのか、疑問に思えるほどの凝りに凝った作品でし…

セッション

4月は水泳などで忙しく、映画に飢えておりました。「セッション」と「バードマン」だけは観たいと思っていたのですが、今日ようやく究極のドラマー学生しごき映画「セッション」を観てきました。トレイラーでもその一端は垣間見えましたが、プロの菊地成孔氏…

今日のマスターズ練習

春の大会も終わりちょっと休憩といきたいところですが、今回は反省点が多いのとタイムが伸びていないのとで悩んでおりました。で、タイムを縮めるにはバタフライにしてもクロールにしても泳法を思い切って変えてみるしかないと、大会の終わった翌日から早速…

2015年度日本マスターズ水泳短水路大会@尼崎

はむちぃ: ご主人様、お帰りなさいませ(-.-)。ゆうけい: うみゅ、帰ったぞよ、一体この会話何度繰り返したやら(^_^;)は: 今日は2週間前の須磨会場についで尼崎会場でございました。 ゆ: 尼崎スポーツの森の短水路プールは初めてだったんだけど、とてもい…

Frederic Chopin Preludes / Ingrid Fliter

Nino Gvetadzeさん以来、久々のクラシック・アルバム紹介です。またまたピアノでまたまたとびきりの美女でございます。オーディオで有名なLinn Recordsから出たSACD/CDハイブリッド盤で、Ingrid Fliterというアルゼンチン出身で現在は欧米をまたにかけて活躍…

今日のマスターズ練習

今日は大会前という事で軽めの練習をIコーチにお願いしておきましたところ、リクエストに応えていただき比較的軽練でした。でも、私と2ランク違うH君、1ランク違うAさんが久しぶりに入ってくださったので、結構励みになる練習となりました。 1: アップ…

日本近代洋画への道展@明石市立文化博物館

春の長雨が続いていましたが、今日は久しぶりの好天だったのでバイトのあと、明石市立文化博物館まで足を伸ばして「高橋由一から藤島武二まで 日本近代洋画への道 -山岡コレクションを中心にー 」展を観てきました。 本展では、実業家の山岡孫吉氏(ヤンマー…

夢十夜 / 夏目漱石

【 百読に値する日本文学史上屈指の名文 】 漱石大全読破プロジェクトもついに「夢十夜」に辿り着きました。私の最も愛する漱石の作品で、一話は数十行に過ぎないのですが、その短くも完璧な文章と漱石の教養、そして初期の「漾虚集」で見られた幻想性が見事…

Waterlogue 作品集(2)

( 桜坂、神戸市北区松ヶ枝 ) 本年1月にApple用アプリWaterlogueを用いた作品集をアップしましたが、それ以後も色々と楽しんでおります。では第二部をご紹介します。冒頭の写真はつい先日撮った神戸市北区松ヶ枝町の桜です。階段手すりの青との対比が綺麗な…

今日のマスターズ練習

今日のマスターズ練習は大会の合間ということで再び滅茶ハードになりました。今日はAさんがおられなかったので再びトップで泳ぐこととなり、始まる前にアップでキックメインで練習してたので余計きつかったです。マゾでなきゃやってられんな、てなメニュー…

坑夫 / 夏目漱石

漱石大全読破プロジェクトも、4年目の1908年(明治41年)に入りました。前年から朝日新聞社に入社した漱石はいよいよ職業作家として述作が本格化し、初期の代表作でその後の「大小説群」の端緒となった「三四郎」を書いています。 大全にはこの年「坑夫」…

2015年度日本マスターズ水泳短水路大会@須磨

はむちぃ: ご主人様、お帰りなさいませ(-.-)。ゆうけい: ただいまだぞよ、はむちぃ君。は: この懐かしのフレーズが出るということはいよいよ水泳のマスターズ大会シーズン開幕でございますね。ゆ: よりによって年度替りの超忙しい時にやってくれるもんで…

今日のマスターズ練習

4月1日からジムが再開、大会が近づいてお尻に火がついてるのでバタフライのハード練習をしていたら左腰背筋がピキッ!やばいと早めに上がったもののやっぱり翌朝起きると痛みが残ってます。う~ん、何度同じ間違いをやらかすかなあ。 ということで昨日は…

虞美人草 / 夏目漱石

漱石大全読破プロジェクト明治四十年、「野分」に次いでのもう一作はこの「虞美人草」です。では、ちょっと漱石先生風に書いてみたブクレコレビューをどうぞ。残念ながら分析は「島崎藤村」タイプでした...orz 流麗典雅にして錦絵を見るが如くの豪華絢爛たる…