ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

2011-01-01から1年間の記事一覧

今年の映画レビューを振り返る2011

はむちぃ: 皆様こん**は、今年も一年回顧の季節がやってまいりました。ゆうけい: とはいうものの、今年の拙ブログはアクティビティが低く、まともに続けられたのは映画レビューくらいという体たらくでございまして、まことに申し訳ございませんm(__)m。…

八日目の蝉

本年春に公開された話題作「八日目の蝉」、残念ながら公開時に観られず以前から気になっていたのですが、ようやく観ることができました。147分と少し長いのですが、俳優陣の好演、見事な演出・カメラワークなどがあいまり、見終わった後に深い余韻を残す素晴…

鬼束ちひろ@神戸国際会館

天才SSW鬼束ちひろの約10年ぶりのコンサートツアーが、神戸に来たので行ってきました。個人的には2003年に大阪のザ・シンフォニー・ホールで行われたアコースティック・ライブ以来となります。 と書きますと、凄く期待していたように思われるかもしれませ…

皆既月食

12月10日23時5分、皆既月食が始まりました。空が暗くなって星も綺麗に見えます。冬のダイアモンドが皆既月食を取り囲んでいてとても綺麗です!

10日は皆既月食

「月夜のラプソディ」というくらいなもんで、月食の情報を。明日12月10日は、完全な皆既月食が日本で見られるそうです。予定としては 部分食の始まり 21時45分皆既食の始まり 23時05分皆既食の最大 23時31分皆既食の終わり 23時58分部分食の終わり 01時1…

コンテイジョン

昨日は公開中の洋画「コンテイジョン」を観てきました。昨世紀前半のスペイン風邪や近年のSARS,新型インフルエンザなどに代表されるパンデミックを扱った映画ですが、安易なパニック映画に陥らず、かつ、終わった後は何に触るにもドキッとしてしまうほどのリ…

ヒアアフター

私の好きな監督クリント・イーストウッドの最新作「ヒアアフター」です。冒頭に津波のシーンが出てくるため、残念ながら3月11日の大地震を受けて公開中止となってしまいました。もちろんそのことは十分に理解はしているのですが、映画自体の評価は高く、見逃…

TPP協定の医療分野に与える影響

たまにはまじめな記事を。日本の将来がかかっているといわれるTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の話です。 先日のAPECでTPP協議参加を表明した野田総理ですが、会合にはオブサーバー参加さえさせてもらえなかったそうで、本当に情けないですね。でもって、…

まほろ駅前多田便利軒

三浦しおんの直木賞作品を映画化した「まほろ駅前多田便利軒」です。リーブル系の映画館でポスターを見て、観たいなあと思っていました。瑛太と松田龍平という、個性派俳優二人のキャスティングが期待を抱かせますが、まずまずの出来栄えでした。 『2011年 …

聖☆おにいさん(7)

イエス・キリストとブッダが現代の東京・立川で仲良く長期休暇をとっているという奇想天外な発想で、その日常を描いた漫画「聖☆おにいさん」の新刊です。もう早7巻目になるのですね。 『目覚めた人・ブッダ、神の子・イエス。下界での生活もすっかり板につ…

ステキな金縛り

はむちぃ: 皆様こん**は、本日の映画レビューは三谷幸喜様3年ぶりの映画「ステキな金縛り」でございます。ゆうけい: はやいもので、以前レビューした「ザ・マジック・アワー」からもう3年も経つんですねえ。は: 前回も三谷様自らTVなどで宣伝に走り回…

海炭市叙景

以前、自殺により夭折した作家佐藤泰志の小説「海炭市叙景」を紹介した事がありました。その時点で映画にもなっており観たいと思っておりましたがミニシアター系上映で残念ながら観る機会を逸してしまっておりました。レンタルになる事もないかな、と半分あ…

夜明けの街で

前回の「東京オアシス」のレビューでちらっと申し上げておりました「夜明けの街で」を観てきました。もちろん原作も読んでおりますが、正直なところ深キョンこと深田恭子観たさでございます。でもって、その点に関しては満足いたしました。露出度が控えめな…

北壮夫氏を悼む

我々の世代には馴染みの深い、どくとるマンボウこと北壮夫氏が24日に亡くなられました。享年84歳とのことです。 斉藤茂吉の息子にして、同じく精神科医、更には自身も躁うつ病。どくとるマンボウシリーズはその躁鬱の気が随所に見られるユニークなシリー…

東京オアシス

はむちぃ: 皆様こん**は、久々のゆうはむ映画レビューは「かもめ食堂」「マザーウォーター」など、静かで緩いホノボノ系の映画を世に送り出しておりますスールキートスの新作「東京オアシス」でございます。と言うよりは、ご主人様にとりましては久々の原…

ラグビーワールド杯2011終了

ニュージーランドで開催されたラグビー・ワールドカップは、地元ニュージーランド・オール・ブラックスの第一回大会以来24年ぶりの優勝で幕を閉じました。開催国ニュージーランドの皆さんにとっては最高の結果となり、本当におめでとうございます。私もAB's…

ツレがうつになりまして。

家内と一緒に「ツレがうつになりまして。」を観てきました。細川貂々さんの漫画原作は以前に読んでおり、医師が普段眼にすることのできないうつ病の患者さんの実態をありのままに、しかも暗くなりすぎることなくむしろコミカルに描いてあるところに感心しま…

スティーブ・ジョブズ氏を悼む

もう世間はこの話題で持ちきりですが、米アップル社のスティーブ・ジョブズ前CEOが死去されました。謹んでご冥福をお祈りします。 同社のオフィシャルサイトでは、同氏の死を惜しみ、「アップル社は、先見の明のある、独創的な才能を持つ、素晴らしい人物を…

何も無い日曜日の情景

朝当直から帰ってくると、妻は既に実家に義母の介護に出かけた後だった。 娘がアニメ・トリコを見ていた。終わってからコーヒーを飲みながら妻と娘の諍いについて話をした。とりあえず今日は和室を掃除させる事とした。 朝刊を読むと、ラグビーW杯でトンガが…

葉加瀬太郎@グランキューブ大阪

昨日は家内と葉加瀬太郎のコンサートに行ってきました。夫婦そろって昔から彼のファンで、クライズラー&カンパニーの頃に2回、ソロになって1回、コンサートを観たことはあるのですが、最近は人気者になりすぎてチケットがなかなか取れないこともあり、ご…

探偵はBARにいる

はむちぃ: 皆様お久しぶりです、筆頭執事のはむちぃでございます。久々に映画レビューに引っ張り出されてまいりました。今回は現在公開中のハードボイルド映画「探偵はBARにいる」でございます。ゆうけい: 3・11から半年が過ぎまして、そろそろ拙ブログ…

ガリバー旅行記

家内から「お気楽に観られて、後を引かずに寝られる、軽いの借りてきて」と言われたので、これなら大丈夫だろうとレンタルしてきました。怪優ジャック・ブラック主演の現代版「ガリバー旅行記」です。 『2010年アメリカ映画 監督: ロブ・レターマン 出演: ジ…

ラグマヨ! ~ラグビーW杯展望~

(Dan Carter, NZ All Blacks) 久々の更新になります。まずは今回の台風12号の被害御見舞い申し上げます。久々に当地ももろに直撃されましたが、縦断していった昨日私は終日某所で当直室に閉じこもっておりました。 窓を叩く激しい雨音をバックに適当にテレビ…

あしたのジョー

昭和を代表する漫画「あしたのジョー」の実写化です。最近はCGやVFXの高度化に伴い、人気漫画の実写化が花盛りですが、正直なところ安直な作りで期待を裏切られる事もしばしばです。さて、本作はどうでしょうか。当時力石徹の死が社会現象になったほどの作品…

手嶌葵コンサート@梅田フェニックスホール

(無料パンフレットより) 今日は猛暑の中、大阪のど真ん中まで出かけてきました。以前から一度は聴きたいと思っていた生の手嶌葵の歌声を聴くためです。梅田新道沿いのビルの中にあるザ・フェニックスホールは初めてだったのですが、思いの外こじんまりとし…

相棒 劇場版II -警視庁占拠!特命係の一番長い夜-

「相棒 Seaason 10」の10月からの放送が決まったようですね。一時降りるのではと噂された及川光博も続投のようで、何よりです。というわけで劇場版IIのレビューです。初回作の相棒劇場版は、ど派手なアクションとマラソン中継が実は本筋とは何の関係もなか…

Billy Bat (6)(7) / 浦沢直樹

書店でBilly Batの新刊が平積みされていたので早速手にとると、なんと第7巻!第6巻が出ていたのを完全に見落としておりました。ということで早速2冊読んでみました。 『第6巻:ケネディ大統領の暗殺をビリーに教えられ、歴史を変えようと試みるケヴィン…

What's It All About / Pat Metheny

Pat Methenyの新譜です、マイミクさんが紹介されていたので早速買いました。この渋いジャケットは明らかに「One Quiet Night」路線だな、と推測できましたが、予想通りソロアルバムで特注のバリトンギターを主に使っています。「One Quiet Night」と異なる…

僕たちの未来 / 柴田淳

マイ・フェイバリスト・シンガー柴田淳の新譜です。10周年の節目に当たるアルバムで彼女自身がセルフ・プロデュースしております。なお、初回限定盤にはDVDと、ボーナストラック一曲がついています。私はこの手のDVDは要らないので通常盤にしました。 1. こ…

カーズ2

いまや世界のアニメーション技術集団の頂点に君臨するピクサースタジオが25周年記念映画として選んだのは、屈指の名作「カーズ」の続編「カーズ2」でした。それだけジョン・ラセターの思い入れも強いのでしょう。早速観てまいりました。 『2011年アメリ…