は: さて皆様、お待たせいたしました、本日よりTak Saeki様5N(99,999番)ゲット記念リクエスト記事をお送りいたします。
ゆ: Tak Saekiさん、とんでもない素晴らしいリクエストありがとうございました。お題は
マーラー:交響曲第6番“悲劇的”
ショルティ指揮シカゴ交響楽団
(Decca 425 040-2、輸入盤)
でございます。
は: ご主人様が最も不得手とされているクラシックの王道でございますね(^o^)、知ったかぶりをしても始まりません、苦手なところはアセらずゆっくりと地道な情報の蓄積から参りましょう。
と言うことでクラシック・ファンの方には言わずもがなのことばかり出てまいりますが、何卒ご容赦くださいませ。まず一回目のテーマは
「ショルティってだあれ?」
でございます。
ゆ: そうそう、サー・ゲオルグ・ショルティですな。
は: しょうしょう、サー・ゲオルグ・ショルティ様でございます。
ゆ: 「走れ!コータロー」ですかな?
は: それはショルティ・シュガーでございます(-.-)
ゆ: あ、そうか、じゃ、赤い彗星のーーー
は: ひょっとしてゲルググとか言いたいのではございませんか
( 一一)
ゆ: - - - - - しゃあ・げるぐぐ・しょ、しょ- - - す、すみませ~ん_(._.)_
は: - - - - -(ーー;)、はいはい、実はよく知らないという事でございますね、私メがWikipediaから抜粋させていただきます。
サー・ゲオルグ・ショルティ(Sir Georg Solti, 1912年10月21日 - 1997年9月5日)
クラシック音楽の指揮者・ピアニスト。ゲオルク・ショルティとも書かれる。ユダヤ系。
ハンガリーのブダペスト生まれ。もとの姓はシュテルン(Stern)。6歳でピアノを習い始め、リスト音楽院でレオ・ヴェイネル、バルトーク、コダーイ、ドホナーニらに指導を受け、ピアノ、作曲、指揮なども学んでいる。
主なポスト:
* バイエルン国立歌劇場 音楽監督(1946年 - 1952年)
* フランクフルト市立歌劇場 音楽監督(1952年 - 1961年)
* コヴェントガーデン王立歌劇場 音楽監督(1961年 - 1971年)
* シカゴ交響楽団 音楽監督(1969年 - 1991年)
* 国立パリ管弦楽団 音楽監督(1972年 - 1975年)
* ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 首席指揮者・芸術監督(1979年 - 1983年)
1991年にシカゴ交響楽団の音楽監督を辞すと、桂冠指揮者として、死の直前までシカゴ交響楽団を中心に幅広い指揮活動を続けた。1997年9月5日、南フランスのアンティーブでその生涯を終えている。現在は故郷ブダペストのファルカシュレーティ墓地で、敬愛するバルトークの墓の隣で眠りについている。
と言うことでございます。ユダヤ系ハンガリー人ということであの頃の例に漏れず、ナチの迫害を逃れるため戦時中はスイスにおられ活躍の場がございませんでしたが、戦後アメリカを主な舞台として活躍されました。
ゆ: 何と言ってもショルティと言えばシカゴ響ですからな。私も大好きです(^o^)
は: 偉そうな事をよく御存知でございますね。
ゆ: ライナーの頃からシカゴ響は好きじゃったのじゃ、ふおっふおっほ~。
は: ご主人様、一体何年生まれでございます、トホホ(ーー;)、大体クラが苦手のご主人様、ショルティのアルバムなど買っておられるんですか?
ゆ: ちっちきち~、はむちぃ君、私が義妹からタダで譲り受けたクラシック全集のLPを百枚あまり持ってることを忘れちゃあ困るなあ。
は: はあ、あまり威張れた話でもないような気もいたしますが、そのなかにショルティ&CSOの作品が入っているのでございますね。
ゆ: いえーす、ダッツライト、ショルティの得意分野の名盤ばかりですぞ。
ブルックナー: 交響曲第4番「ロマンティック」(ノヴァーク版)
マーラー: 歌劇「さまよえるオランダ人」序曲、「タンホイザー」序曲、楽劇「ニュルンベルグのマイスタージンガー」第一幕への前奏曲、「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
リヒャルト・シュトラウス: 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」作品30
ストラヴィンスキー: バレエ音楽「春の祭典」
どんなもんじゃい!
は: どんなもんじゃいって、亀じゃないんですから(嘆息。それにしても確かにショルティ様の得意分野ばかりですね。Wikipediaから引き続き抜粋してみましょう。
ワーグナーをはじめとする、オペラの指揮者としても著名な一方、オーケストラとの演奏・録音活動も幅広いレパートリーをこなしている。シカゴ交響楽団と録音したバルトークの「オーケストラのための協奏曲」に表れているようにとにかく楽器を良く鳴らし、オーケストラの音量の力と機動力を最大限に利用したような指揮はショルティの指揮スタイルの一つである。シカゴ交響楽団でショルティが作った音は、ウィーン・フィルの木管の深い響きよりは弦楽器や金管楽器の力を感じさせる。
ゆ: そうそう、私がショルティのシカゴ響が好きなのはラッパが非常に明朗快活になるからなんですね。
は: 金管楽器でございますね、確かにキンキンしたきつさもありませんし、逆にこもるような音も出ませんね。
ゆ: 拙宅のシステムでラッパがこれだけ嫌味なく快活に鳴るのはショルティ&シカゴ響が最右翼でございます。
は: 弦はいかがですか?
ゆ: 弦も金管楽器に負けじとばかりに強く演奏する傾向があるように思われます。もちろん良く鳴りますし、ハーモニーも非常に綺麗ですけどね。
は: というわけで、
ショルティ&CSOはドイツ・オーストリア系音楽家の大作を得意とし、金管楽器をはじめとして全ての楽器が朗々と鳴る事にかけては群を抜いていた、従ってマーラー6番も素晴らしい筈ーーー
と、これだけ当たり前の結論を引き出すのにまあご主人様ときたら、クラファンには狼藉の数々、平にご容赦くださいませ<m(__)m>
ゆ: では2回目をお楽しみに~、って大丈夫かなあ(^_^;)