ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

M-1グランプリ2008感想

Nonstyle
 NON STYLE優勝おめでとう、神戸の人間として素直に嬉しいです!我が家の採点でも圧勝でした!前回「M-1GP展望」でキングコング優勝を予想しましたが意外な展開でした。早速決勝一回戦から振り返ってみましょう。

1位:オードリー 649点 (拙宅:15点、4位)
 敗者復活の勢いを去年のサンドウィッチマンと同じく活かしてましたが1位はないだろうと思いましたね。

2位:NON STYLE 644点 (拙宅18点、1位)
 4分はきついのではと思ってましたが見事に最初から最後までテンポ良く笑いを取りきりました。圧倒的に出来が良くて、スタイルの似通ったキングコングは出番がこの後でちょっと辛かったでしょうね。

3位:ナイツ 640点 (拙宅13点、6位)
 正統派しゃべくり漫才は評価できるのですが、引き出しが一つだけというのが納得できないコンビです。でもまあその点を差し引いても一回戦は良かった方じゃないかと思います。

4位:笑い飯 637点 (拙宅12点、7位)
 今年は全然ダメでしたね、審査員の高評価が納得できなかったです。

5位:U字工事 623点 (拙宅14点、5位)
 漫才のテンポは良かったと思いますが、田舎同士馬鹿にしあうというネタは嫌いです。

6位:ダイアン 619点 (拙宅12点、7位)
 出番が最初というハンデを差し引いても最初の2分はひどかったですね、目を覆わんばかりでした。去年の方が余程良かったです。

7位:モンスターエンジン 614点 (拙宅16点、2位)
 面白かったですけどねえ、なんであんなに評価が低かったのか?まあ来年に期待ですね。

8位:キングコング 612点 (拙宅16点、2位)
 今年最大の番狂わせですね、個人的には良く出来ていたと思うので、逆な意味での作為を感じたりもします。

9位:ザ・パンチ 591点 (拙宅10点、9位)
 まあ当然の結果ですね、レッドカーペットでは結構面白いですが、1分芸の実力でしかなかったという事でしょうか。

決勝:

M1final

ナイツ: 0票 (拙宅 12点)
 てっきり必殺技「クソソソ」を持ってくると思ってましたが来ませんでした、正直言って自信過剰じゃないかと思いました。結果的には先程申し上げた引き出しが一つしかないことが致命的でしたね。

NON STYLE: 5票 (拙宅 20点満点)
 1回戦の勢いをそのまま決勝に持ち込んで完璧に会場を笑いの渦に引き込みました、電灯のギャグを炸裂させた時に優勝を確信しました。三宮駅前のストリートライブで培った根性が華咲きましたね、おめでとう。

オードリー: 2票 (拙宅 16点)
 一回戦の勢いが消えてしまいました、1分コントでもやってるネタですが、4分はきつかったですね。2票も入ったのが不思議なくらいです。

 1分コント全盛の現在のTV界において、真に実力があってやってる組と1分が一杯一杯の組の差がはっきりと出て、そういう意味ではM-1グランプリの設定が4分と言うのは意義のある設定だと思いました。逆に言えば4分ならもっと面白いコンビが大井競馬場に沢山残されていたのはいまひとつ納得できないですけどね。

 最後に一言、審査員に中田カフスを残しておくのはやはり良くないと思います。色々と切れない理由はあるのでしょうが、吉本の上層部はそろそろ真剣に考えないといけないんじゃないでしょうか。