ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

サファイアお披露目オフ会(準備編)

Rtsapphire080808
 拙宅に新スピーカー、ディナウディオ・サファイアが来てまだ一ヶ月も経たないというのにオフ会をする事になりました。数日前に京都のオーディオシーンでご高名なkimukouさんから

「ブログを拝見し、是非サファイアなるSPの音を聴かせて頂きたい」

とご連絡をいただきました。まだ人様にお聴かせする音ではないけどなあと逡巡したのですが、この際勉強させてもらおうとお引き受けしました。OKの返事を出したところ、何とダブルウーファーズで有名な京都のまつさんまで連れて来られるとの事、これは大変な事になったと思いました(^_^;)。毒を食らわば皿までじゃと覚悟を決め、マイミクさんに参加一名を募ったところHYさんも来られる事になりました。

 と言う訳で少し時間を遡りますが、スピーカー位置が概ね決定していたので残された数日間でセッティングを少しでも詰めておこうと奮闘努力の日々が始まりました(^_^;)。
 具体的には、スパイクベースバナナプラグをチョイスする事が緊急課題でした。まず、移動用の布を取り払ってアコリバのスパイクベース(真鍮製)だけにしましたが、金属同士で不要な共振があるのか音量を上げると簡単に音が濁りますし音質も良くありません。まあ、これは想定内と言う事で、Cub II時代は万能だったBDRのThe Pitsに変更。。。。。拙宅でのBDR万能神話は見事崩れ去りました(T_T)。エンクロージャの違いなんでしょうか、品位は高いし音の分離は良いのですが響きが強すぎて過飽和し、マリンバの音なんぞ鼓膜が痛くてとても聴いてられません。女性ボーカルもキンキン声だし、参ったなあ。と言う事でCDPのインシュを変えてみたり対策をして何とか押さえ込みましたが、根本的な解決には至りませんでした。。

Pb212 と言う事で木材製に狙いをつけました。拙宅のラックは山本音工なのですがそのスパイクベースは黒檀製で、特に変える気にもならないほど昔から馴染んでいます。サファイアのような木工の粋を尽くしたSPとフローリングの間には合うんじゃないかと見当をつけて、PB-21を買ってきました。早速あてがったところ、余計な響きが抑えられ、低音もそれ程緩まず、ジャンルを問わずそれなりに鳴ってくれました。もちろんBDRの方が優れているところも多々ありますがこれでオフ会は乗り切ろうと決めました。

Srbn  次はバナナプラグ。Yラグが合わずに裸線にして突っ込んでいたのですが、大音量を入れたりするとちょっと緩んできますのでやっぱりしっかりと固定できるものにしようと思ったわけです。ケーブル大全2009で「音が変わらない」と貝山先生が褒めておられたし、値段がリーズナブルなのでオヤイデのSRBNを購入しました。
 確かに音質は変わりませんが、接触面積が増えたせいか、音が少し太くなったようですが、これも日曜まで馴染ませることにしました。

 後はひたすら色々なCDを聴き込み、一喜一憂しつつ微調整を繰り返しましたが、仕事も忙しく週末も当番で十分な時間がなく、達人三名にお聴かせして良い音なのかどうか十分に自信を持てないまま当日を迎えてしまったのでした。