ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

第3回文春きいちご賞

 日本版ゴールデン・ラズベリー賞文春きちいご賞が発表になりました。では去年に続いて今年もダメダメ映画をみてみましょう。

1位: ゲド戦記
2位: 日本沈没
3位: ダ・ヴィンチ・コード
4位: 涙そうそう
5位: PROMISE
6位: LIMIT OF LOVE 海猿
7位: 連理の枝
8位: ラフ ROUGH
9位: アンジェラ
10位: 7月24日通りのクリスマス

最低監督賞 宮崎吾郎(ゲド戦記)
最低男優賞 トム・ハンクス(ダ・ヴィンチ・コード)
最低女優賞 長澤まさみ(涙そうそう、「ラフ ROUGH」)

 2006年度は「ゲド戦記」がぶっちぎりだったようですね(^_^;)。まあ、原作者に愛想つかされてちゃ話になりませんが。個人的にはまだ観てないので感想は差し控えますが、ジブリは声優の選択と主題歌の選択はもう少し考えた方がいいですね(苦笑。

 その他の作品も概ね妥当な選択だと思いますが、5位にPROMISEを持ってきたあたり、記者さんさすがに良く見てますね、私も実は観てしまったのですがちょっとレビューする気にはなりませんでした(^_^;)。

 日本映画のダメダメ作品にはある共通項が浮かび上がってきますね。すなわち、

「感動無理強い」
「演技力不足」
「脚本貧弱」

この3点セットが揃っていて、マスコミ媒体で派手な宣伝をやらかしていると、まあ大体きいちご賞受賞間違いなしです(爆。今に始まったことじゃないですが、このランキングを見るとやっぱり深刻ですねえ。長澤まさみには少々期待していたんですが、これからどう殻を破っていけるか難しいところに来ているようですね。

 3位、8位の外国映画は両方好意的にレビューしてるなあ(^_^;)。まあ批判されるべき点は分かった上で、敢えて好意的に書きましたから異論はありませんが。それにしてもトム・ハンクスに最低男優賞というのはちょっと気取りすぎじゃないかな、草彅君に失礼ですよ(^^ゞ