ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

カーペンターズSACD

Singles 1969-1981[A&M Chronicles/SACD]
Singles 1969-1981[A&M Chronicles/SACD]

は: おや、ご主人様、カーペンターズとはまた珍しいものをお聴きでございますね。
ゆ: うむ、今まで一枚もLPもCDも買った事が無かったからのう。
は: それが何でまた?
ゆ: 家族がおる時でもあんまり遠慮せんで聴けるリファレンスのSACDが欲しかったのじゃ。
は: でも何でもいいというわけでもございませんでしょ---- はは~ご主人様( 一o一)、さてはロックファンに意外に多い隠れカレンファンなんでしょ。でしょ、でしょ。

ゆ: ズキッ-----ロック小僧はカーペンターズを好きだとは口が裂けても言えなかった時代があったんだようぅ。クスン。「NOW AND THEN」のジャケットを持ってる奴が正直羨ましいと思ったこともあったなあ(涙。
は: その割りにどの曲もよくご存知でございますね。
ゆ: 買わなくても深夜ラジオで嫌と言うほどかけてくれたから大体は知っておるぞよ。それにカレンの発音はとても綺麗で覚えやすいしのう。実はSUPERSTARのシングル盤をこっそり買って英語の勉強教材にしたこともあったのじゃ。Play your sad guiterなんてフレーズに感動したこともあったなあ(遠い目(゜-゜))
は: また遠い目でございますか、ホント惚けないでくださいまチーね、ご主人様(ーー;)
ゆ: はむちぃこそ、久々にチーが出てしまったな、ふおっふおっ、ではお後がよろしいようで。

   ん?-----終わっていいの?か?な?
は: 駄目でございますよ(ご主人様、ホントに惚けておられるんじゃ?)、まだインプレを一言もお聞かせいただいておりませんっ。
ゆ: そうそうそれそれ(汗。さすがにリチャードが精魂込めただけあって、出来栄えはいいな。SACDの方はとくに各楽器の質感が絹の手触りのように滑らかだな。

は: カレンさんのボーカルが立ってないと言う御意見もあるようですね。
ゆ: リチャードがアレンジを大幅に変えたせいかな。あるいはサラウンドを2CHにミックスダウンしたのかな。カレンのボーカルのみに焦点を当てて楽器はその他大勢で後の方で鳴っていたサウンドに比べるとバンド演奏と言う印象が強くなっているからな、その辺で好き嫌いが別れるのかもしれんのう。
 でも楽器の定位もちゃんとしてるし、そんなにごちゃごちゃしてる印象は無いなあ。まあずっとカーペンターズに付き合ってきた名ベーシストジョー・オズボーンの熟練の技も聴けるし、いいんじゃないかな。
 カレンのボーカルの輪郭が甘いという意見もあるが、安手のドンシャリサウンドよりはずっといいと思うぞ。
は: いたくお気に入りでございますね、ご主人様、やっぱり隠れカレンファンでございますね( 一o一)。