ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

漫談:Accuphase DP-700購入の巻

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はむちぃ: おや、CDPとND-S1の配置が入れ替わっておりますね?しかもこのSACD/CD PlayerはDP-700。もう試聴期間はとっくに終了したはずでございます。といふことは。。。(;一_一)。
ゆうけい: ゆうけい君、買っちゃいました~(*^_^*)。
は: 何ぶりっ子してるんでございますか、トホホ、それでこの頃音量が大きくて奥様の顰蹙を買っておられるんでございますね~。
ゆ: びえ~ん、それは言わない約束じゃ~許せよ~、金持ちのボンボンじゃ~。
は: すぐ横山たかし様ネタでごまかすんですから(-_-;)。しかし、ヘソクリはギリギリしかなかったはず。。。
ゆ: ルーツさんの

「ゆうけいさんならお代は後でもいいですよ~、新品と入れ替えますか~?」

悪魔の囁きにそそのかされてましてな(^_^;)。で、そこからが大変、見積もりを見ると以前予想していたよりDP-85の下取り価格がぐっと下がっておるんですな、ニックキはPCオーディオの勃興(苦笑。
は: CD Playerの下取りがそれで全般的に渋くなっていると。さすがのアキュフェーズ様でもその例外ではございませんでしたか。はは~ん、それでシコシコヤフオクへ出品をされていたんでございますね。
ゆ: お陰様でDP-85は予想外の高値で売れました。末永く使って貰えよ~、と丁寧に梱包して送り出してやりました(ウルウル。ビックリしたのはルーツさんに支払いに行ったら落札価格をご存知で、その情報入手先がアキュフェーズからだと。私がヤフオクに出すという情報をアキュに伝えたらずっとウォッチされてたらしいです(大汗。その他の機器もそこそこの値で売れていきました、大事に使って貰えよ~。と言うわけで、なんとか支払いを終える事ができますた、あ~しんど。高価な機器を買うのはヤパ~リ大変でございます。
は: C-3800はもっと高価でございますよ(-.-)ボソッ
ゆ: それはイワン約束じゃ、もう売るもんも無いしのう、ああ~辛いのう(以下略)

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は: とまあ、例によって長い前置きでございましたが、DP-700C-290Vを上下に配置してパーシモン木目のウッドケースのデザインが綺麗に揃いましたね。
ゆ: そうですね、C-290Vのウッドケースは分厚すぎてラック内の自由度が無いので鬱陶しく思わないでもなかったんですが、こうしてみるとよく似合ってますな(自画自賛(*^^)v。
は: 揃えたのはそれだけが目的じゃなくて、ケーブルの配線の都合でございますね。
ゆ: そうそう、試聴機にいろいろインタコを繋いでみたんですが、最近一番気に入っているMItubishi CableのXLRケーブルBL-1の印象がやっぱり一番良かったので1Mのケーブルを新規購入したんです。
は: 1Mだとこの配置以外は無理なわけですね。
ゆ: 逆に言うとこの配置だとDG-38に繋ぐ2本のHS-linkケーブルをはじめすべてのケーブルに余計なストレスがかからないんですね。
は: では結線をおさらいしておきましょうか。
ゆ: 了解です。下記の通りです。なおDP-700の電源ケーブルにはクリーン電源PS-510用の太めの純正品を使っております。

DP-700 ⇔ HS-link ⇔ DG-38 ← Mitsubishi DCX-1 ← Onkyo ND-S1+iPod

Mitsubishi BL-1(XLR)

C-290V → Accuphase L-15G(RCA) → STAX SRM-006t

Cardas G-Master Reference(L) XLR 6M(XLR)

P-7000

Kimber Select KS-3033 2.5M

Dynaudio Sapphire

は: なるほど、アキュのL-15GはSTAXにお繋ぎになったわけでございますね。
ゆ: もう絶版になった最高級グレードですからな、使わないとMOTTAINAI!

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は: で、やっと結線が終わって音出してみた第一印象はいかがでございました?
ゆ: そりゃもう試聴機に比べて硬かったですな~、SACDもCDも。カッチカチやで、カッチカチやで!
は: ザブングル加藤ですかあんたは。おまけに斜文字まで使って。。。(呆。まあ試聴機で真の実力を知っておられて良かったではございませんか。
ゆ: ハルコ、やっぱり自宅試聴は大事ダヨ~!
は: ニホシラのボブですか、あんたは(-_-;)。ちなみにこちらでございます。で、セッティングの修正点はございましたか?
ゆ: プリでいじらなくてもボーカルの音像が正中に定位するようになったのにはちょっと驚きました。で、そのボーカルのピントを合わせるためホンの少しSPの位置を修正しましたが、これからも音はどんどん変わってくると思ったのでそれ以上は今のところいじらずに私メの専門用語であるところの「経過観察」しております。

は: そう言えばDG-38をデジタルで入出力できるようになったのは大きなアドバンテージでございますね。
ゆ: HS-linkケーブルの一本は新品なのでまだまだエージングが終わってないんで「素」とデジタル・イコライジングの音の比較はまだペンディング中ですが、DP-700側でトラポもDACも使えてデジタルのイコライジングが出来るのは大きいですね。
は: ご主人様がペンディング中と言う時には何か不安要素がございますね(ー_ー)!!
ゆ: ギクゥ~、お主この頃鋭いのう。実は「素」の音がイコライジングの音に追いつき追い越せ状態ではないかと。。。(大汗
は: DG-38の存在意義が問われていると(笑。まあ、そこまで優秀な機械だということではございませんか、またそれを凌駕するイコライジングをゆっくり調整されればよろしいではございませんか。
ゆ: なんかこの頃立場が逆転しているような気がするのは私だけ(^_^;)?

は: まあまあそれはともかく(余裕、新機導入からかれこれ2週間あまり経つ勘定になりますがブレークインは進んでおりますか。
ゆ: 奥方に顰蹙を買うほど鳴らしこんではおるんじゃが、アキュフェーズの製品としては例外的な感じがするほど進みませんな。特にSACDは試聴機で聴いた柔らかくふわっと広がる音場がまだ全然出ませんなあ(嘆息。
は: 元々そんなに沢山SACDをお持ちではありませんからかけ方が少ないのではないですか?
ゆ: まあそれは言えてますね。皆様、このSACDだけは買っておけと言うのがあればご教授くださいませm(__)m。
は: ちなみにMTT&SFCOマーラー・チクルスはシコシコ集める決心がついたようでございます(笑。で、CDの方は?
ゆ: さすがにあれだけかけまくると大分音がこなれてきましたな。でも、試聴機と比べるとまだちょっときつさが残っておりますね。実はルーツさんも

「DP-700はエージングに時間がかかるとよくクレームが来る」

とこの前の試聴会の時に言っておられました。まあ焦っても仕方ないですね、そう言えばケーブルも2本新品ですし。

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は: 新しい機器を導入すると全てのCDを聴き返したくなるとよく申しますが、先日は懐かしいCDを引っ張り出して聴いておられましたね。
ゆ: 昔のリファレンスを聴いてみたくなりましてな、上の写真はクラシックですが、左上から右下へ順に

・Nojima Plays Liszt
山下和仁 「展覧会の絵」 
キーシン 「展覧会の絵
ゲルギエフ 「春の祭典
・畑 儀文 「日本のうた」
・佐藤美枝子「さくら横丁」 

でございます。

は: 畑儀文様の「初恋」は昔三宮上新で高島様が毎回かけておられましたね。
ゆ: 一番いろいろなシステムで聴いたソースということになりますね。伸びのある声にあらためてあの頃を懐かしく思い出しましたが、DP-700での歌声もなかなかのものだと思います。
は: 佐藤美枝子様のCDはハイビットハイサンプリング、セシウムクロックの高音質録音盤でございますね。
ゆ: それもあいまってか、超絶のコロラトゥーラですね、もう素直に感動しますた。

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は: こちらはジャズでございますね。
ゆ: 左上から右下順に

・Christopher Hardy「Touch」
・Patricia Barber 「Modern Cool」
Cassandra Wilson 「Blue Light Til Dawn」
Pat Metheny 「Selected Recordings」

でございます。どれも懐かしくてなおかつ新しい音が聴けてようございました。
は: それにしてもCD増え過ぎではございませんか?それなのにこれからまたSACDが増えるとなると。。。
ゆ: そうなんだよね~、そろそろCDラックも新調しなくてはと思っておりますが、
は: 奥様との交渉はもう少し落ち着いてからになさいませ(苦笑。ということで漫談DP-700導入編終了でございます。お聞き苦しいご主人様のギャグは平にご容赦くださいませ。