ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

久々のルーツサウンド

Rootssound20130621_2
(奥の段の高いところにあるのがAccuphase A-200)
  今日は朝の仕事を終えてから、雨の中久しぶりに神戸駅前にあるルーツサウンドに出かけてきました。新しいHS-LINKケーブルを取りに行くためだったのですが、そのことはまた次の記事で。

 マスターとしばらくお話させていただいた後、少しだけ奥の試聴室で最新の「ルーツサウンド」を聴かせて頂きました。

Ktema21030621
(正面中央がKtema,右のブックシェルフ型がAccordo)

 エソテリックP-03+D-03の送り出し、ルーツさんでもリファレンスのプリアンプ、アキュフェーズC-3800と、最新の超弩級純A級モノラルパワーアンプA-200x2台でドライブされるのは、先日お亡くなりになったフランコ・セレブリン氏の遺作「Ktema」です。「独特のエンクロージャー形状と3ウェイ4ユニットのオーソドックスな構成」という特徴は私のサファイアと通ずるところがありますが、音は当然ながらかなり違います。

 送り出しのエソテリの持つ情報提供力、手前味噌ながらC-3800の構成力とS/N比の高さ、A-200の文句なしのドライブ力ももちろん効いていますが、それを受けて奏でる音はまさにセレブリン氏の美意識そのもの、と感じさせられる実に美しく艶のある音でした。マスターによると、メーカーの持ってきたデモ機に比べるとまだ6割程度のエージング、とのことですから、まだまだ美しい音を奏でるようになっていくのでしょうね。

 ロックを聴く私には縁の無い機種ではあるのですが、また機会があればいろいろな自分の持っているソースを持っていって聴かせていただきたいと思いました。