ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

サブウーファーの導入

DW7

 21日にサブウーファーが届きました。日本のオーディオメーカーピュアオーディオ用のスピーカー製造から殆ど撤退してしまった現在でも頑張っているビクターのVictor SX-DW7です。

 

高音質で正確な低音再生を追求した密閉型キャビネットに搭載した、30cmウーハーのために新開発した頑丈な振動板を、 POWER MOS-FETを採用した600WのPWM Class-Dパワーアンプと速度帰還型MFB(Motional Feed Back)のコンビネーションで強制ドライブしています。 また、どんな入力信号にも安定した動作を保持するアダプティブ・コントロール回路を備え、高音質と安定性の両立を実現しました。(HP解説より)

と言うあたりが売りで、ウーファーユニットは最上位機種SX-L9ウーファーの元となった優秀なユニットです。ステレオサウンドのベストバイにも選ばれており、値段的にもピュアオーディオに使える機種としてはリーズナブル、ということで選びました。出来れば自宅試聴をしたかったのですが、やはり無理でしたので思い切って買うことにしました。

 なるべく目立たないようにしようとあまり大きくない機種から選んだのですが、さすがに箱はデカくて重い(>_<)。開けてみるとさすがに日本を代表するメーカーだけあって、仕上げがとても綺麗です。底面にはスパイク用のねじ穴が4つついているのですが、残念ながらもくろんでいたBDRのスパイクはあわずに断念。付属のゴム性の滑り止めを貼って以前PWを乗せていたMDFボードに直乗せしました。床とMDFの間にはHIROのインシュレーターを3点でかましました。場所は左SPとソファの間で、横向きに置きました。これで、リスニングポイントからは見えません。

 付属の電源コードで先ずは音出しを確認、そのまま慣らし運転に入りました。ハイカットは40-120Hz連続可変ですが、目一杯上げてしばらくバーンインCDを何回かかけておきました。翌日、チェック用のマストアイテムFourplayの101Eastboundで聴感でハイカットとボリュームを

プリアンプC-290Vでコンペンセーション1(100Hzで3dBアップ)をかけたときとかけないときの間、心持ちかけた時風(^_^;)

にあわせてみました。ハイカットが48Hzの目盛りの僅かに下、ボリュームは真中あたりです。

PW050322PWSU050322 試みに出だしの50秒くらいまでのピークを測ってみました。左がサブウーファーなし、右がありです。100Hz以上は殆ど変化なし。聴感上は似ているのですが、コンペンセーションとは全然違いますね^^;。そこから下でやっと違いが現れます。60-90Hzで約1dB、53.8Hzで約2dB、43.1dBで2.6dB持ち上がっています。それ以下では8dBくらい違ってきていますが、マイク自体の性能の問題もあるでしょうしあまり信用出来ないと思います。

 とりあえずはまずまずのカーブだと思ったので、そのままでいろいろなソフトをかけ続けているところです。

 出来ればスイープ波で特性を見てみたいのですが、なかなか一人になる機会もなくまたいろいろと忙しいものでまだ出来ていません。

 肝心の音質向上効果ですが、最初は「何だ、コンペンセーションとあまり変わらんじゃん」と思っていましたが、最近少しずつですが楽器音に滑らかなボディ感が出てきました。これならピアノの左手方向やベースの胴鳴りも期待出来るかなと思い始めています。音場の密度感もやや濃くなったようです。時期を見てハンス・ジマーThe Last Samurai OSTを試してみたいと思っております。近所から苦情が来そうにない時間に(^^ゞ。