ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

今年を振り返る(6)美術展・書籍編+おまけ

Mutualattraction
はむちぃ: さて皆様、今年を振り返るシリーズ最後は美術・書籍でございます。先ずは美術展回顧から参りましょうか。
ゆうけい: なんやかや文句をたれつつ、兵庫県立美術館にはお世話になっておりますね(^_^;)。

兵庫県立美術館:三つの展覧会  06/12/11
(エコール・ド・パリ展、菅井汲展、ピクサー展)
ルーブル美術館展@京都市立美術館  06/10/21
オルセー美術館展@神戸市立博物館  06/10/01
CAPA IN COLOR@神戸大丸  06/06/04
アメリカの風景:ホイットニー美術館展  06/05/04
バリ紀行(3)芸術の村探訪  06/03/25
鴨居玲展@小磯記念美術館  06/02/05

は: こうしてみますと、居ながらにして世界の美術を鑑賞できる日本という国は幸せな国なのでしょうね。
ゆ: 確かにそう思います。ただ、滅多にみられない東南アジア系の美術をバリのネカ美術館で鑑賞できたのも、今年の収穫の一つでした。

は: さて、美術展単位で評価するのはあまり適切ではございませんから、印象に残った作品ベスト3を挙げていただきましょう。では第3位、
ゆ: 冒頭の写真の作品でございます。

第3位:アブドゥル・アジズ: 惹かれあう二人(ネカ美術館)

は: バリのネカ美術館の目玉作品でございますね。
ゆ: もともと別の作品だった二つを、ネカ氏の提唱で一つにして良い雰囲気を醸し出すことに成功しています。
は: とても微笑ましい雰囲気でございます。
ゆ: この女の子、ゴマキやら、事務のおばちゃんやら、子供の友達やらに似てるといった大変フレンドリーなコメントを頂きました(爆。

は: では第2位を発表していただきましょう。
ゆ: 第2位には写真作品を入れてみました。

第2位: ジョージ・シーリー: ほたる(写真)オルセー

は: フランスの作品らしく写実より芸術的雰囲気を大事にした作品でございますね。
ゆ: 幽玄な香りさえいたします。写実と言う意味ではロバート・キャパのカラー作品群がとても印象に残りました。

は: パンパカパーン、では最も印象に残った作品を挙げていただきましょう。
ゆ: チープな効果音ありがとよ、はむちぃ君(-_-;)。呆然と絵の前で立ち尽した、という経験を久しぶりにしました。

第1位: ロス・ブレックナー: カウント・ノー・カウントホイットニー

は: ホイットニー美術館所蔵のアメリカ現代芸術の代表作の一つでございまして、エイズの犠牲者への鎮魂の意思を込めて作られた大作でございます。
ゆ: 絵を紹介できないのが残念ですが、写実的な要素に乏しく、更には実物の大きさ、表面の肌合いといったものの与える衝撃も強い作品ですので、印刷コピーではその凄さが判りにくいと思います。できれば実際にご覧頂きたく存じますm(__)m

は: では書籍の回顧に参りましょう。記事をリストアップいたしますと書きの如くでございます。

もやしもん4  06/12/24
村上春樹版「グレート・ギャツビー」  06/12/15
村上春樹ワンダーランド  06/12/04
中原の虹 第二巻  06/11/10
ティンブクトゥ  06/10/17
のだめカンタービレ#16  06/10/14
中原の虹(1) 浅田次郎  06/10/04
照柿(文庫化)  06/08/24
もやしもん  06/07/19
うらなり  06/07/15
わたしを離さないで / カズオイシグロ  06/06/29
のだめカンタービレ #15  06/06/16
水に似た感情 / 中島らも  06/04/06
Oxford Bookworms Library  06/04/04
ある編集者の生と死ー安原顯氏のことー  06/03/10
リア王/高村薫  06/02/20
病院が大震災から学んだこと  06/01/22
のだめカンタービレ#14  06/01/20
桜の森の満開の下  06/01/05

ゆ: 漫画はのだめもやしもん、小説は村上春樹高村薫オースターといった極めて狭い個人的好みの作品が出れば掬いあげるというスタンスに終始しておりますな。
は: だからダ・ヴィンチ1月号の「Book Of The Year」を読んでも知らない作品ばかりになってしまうのでございますよ(-.-)
ゆ: う~ん、見事に世間とずれていたな(・_・;)、まあ活字文化が衰退していないのだろう事が推測できてよかったけどね。
は: 「中原の虹」4部作の出版が始まったのは朗報でございましたね。
ゆ: ホントです、まさか「蒼穹の昴」の続編が出ようとは、生きてて良かった(ウルウル。
は: 全日空で「中原の虹」ツアーが行われたそうでございます。
ゆ: そうそう、長崎からの帰りの飛行機で見つけたんだけど羨ましいなあ~。まああと2作残っているのが、来年最大の楽しみですね。

   では皆様、今年を振り返るシリーズ、この辺でお開きとさせて頂きます、読了有難うございました。
は: ご主人様、ちょっと気になる事があるのでございますが、、、
ゆ: ウン、何だいはむちぃ君?
は: 私メ、先日初めてアクセス解析なるものを覗かせていただきまして、
ゆ: ほうほう、研究熱心やね、ご苦労さん。
は: やはり「オーディオ」関連の記事を皆様最もよくご覧頂いているようなのでございます。
ゆ: ギクッ(@_@;)、オーディオの出てこないオーディオブログとか嘯いてはいるが、、、
は: オーディオを振り返るのを忘れているのではございませんか?
ゆ: ガ~~~ン、そ、そうであったか。どうしようハムチィ、もう締めちゃったよ。
は: 知りませんですよ、トホホ、とりあえず「Best Component Of The Yearゆうけい版」でも書いておかれてはいかがでございます?
ゆ: そ、そうさせていただきます(大汗。もう今年はこれしかネタらしきネタがございませんでした。その効果たるや圧倒的で、今まで何をしてきたんだろうと言う感じです。

Best Component Of The Year: Accuphase PS-510

は: オーディオを楽しみにしてくださっている方には全く以ってご無礼ではございますが、この辺でご勘弁くださいませm(__)m