ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

中島らも一周忌

酔っ払って、階段から落ちて死ぬなんて…親父にとって『死ぬにはいい日』だったにちがいありません。もう新しい言葉は聞えませんが、中島らも的に言えば糞まみれの人生にも、ガラスの破片が突き立ったように、キラキラ光る奇麗な日があるということなのでしょう。(2004年7月30日付わかぎゑふさんのコメントより抜粋)

 去年の7月26日に中島らもはその生涯を閉じた。52才という若さであったが、麻薬や酒で身体はもうボロボロであったし、酔いつぶれて階段から落ちて救いようの無い脳挫傷を生じてしまってはもうどうしようもなかった。わかぎゑふさんの追悼文を読んではじめて滂沱のように涙がでて止まらなくなったのを昨日のように思い出す。もうHPを覗いてもその追悼文を見ることはできないが、私のPCには残してある。全文を掲載したいところだが、著作権の問題もあるのでその一部だけを抜粋させていただいた。

合掌。

ロカ
ロカ

 ロカは未完の遺作として発表された。長い間読む気がしなかったが一周忌の日にようやく手にとってみた。ぷっつりと話が途切れているのがおかしくもあり哀しくもある。

 本当にどうしようもない人だな。続きを読みたいよ。