ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル

Trick3
はむちぃ: 皆様こん**は、本日はゆうけいと一緒に公開されたばかりの劇場版TRICK第3弾を観て参りました。
ゆうけい: 祝十周年バンサンケツマ
は: TRICK大感謝祭! アダモステ
ゆ: やるなお主、というわけでサブタイトルが「霊能力者バトルロイヤル」、いやあチープでマンネリでよろしいなあ(笑。
は: それにしても速攻で観にいかれましたね。
ゆ: なにしろTVCMで

「飛び出しそうな映像」「立体的な迫力!」「3D2D」「*本作は3D上映ではありません」

かましてくれましたからな、ころっとやられました(笑。
は: おまけに

「感謝の気持ちをカタチに変えてベストを尽くしたおもてなし!」

でございますからね。

『劇場版3作目となる『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』では、ヅラ刑事・生瀬勝久奈緒子の母・野際陽子などのレギュラー陣が再び集結。ゲストに松平健佐藤健夏帆藤木直人片瀬那奈戸田恵子らを迎え、これぞ集大成という『TRICK』ワールドが展開される。監督は、テレビシリーズから演出を手がける堤幸彦が務める。』

は: いやあ、TRICKファンには至れり尽くせりのおもてなしでございましたね。
ゆ: 偉大なるマンネリですな。
は: なにしろ舞台が「万練(まんねり)村」でございますからね。舞台、筋立て、常連組のギャグ、ゲスト出演者のくすぐり、随所に仕込まれたフェイク、全てにおいて過去二作の劇場版を忠実に踏襲しておりましたね。
ゆ: 堤幸彦も「20世紀少年」の重荷から解放されたんでしょうね、のびのびと遊んでいました。
は: それにしても松平健様に「バンサンケツマ、バンサンケツマ」と呪文を唱えさせる度胸は大したもんでございます(笑。
ゆ: おまけに白馬まで用意する周到さには畏れ入りましたな(爆。

は: 主人公の皆様方ももちろんおちょくられまくりでございました。仲間由紀恵様にはチキンラーメン阿部寛様にはどんとこい超常現象の新刊の表紙が村上春樹様の「1Q84」のデザインのパクリ、野際陽子様には「紀伊半多」の書道と、サービス満点でございましたね。
ゆ: 若い方の反応が悪かったので時代を感じたのが「紀伊半多」でしたな(^_^;)。
は: 「キーハンター」という昭和を代表するアクションドラマのパロディなんですね。
ゆ: そう、主演の一人が野際陽子さんだったんですね。男優陣も丹波哲郎谷隼人川口浩千葉真一仲谷昇錚々たるメンバーでした(゜o゜)(遠い目。
は: ご主人様、話がそれております(-.-)。
ゆ: いやあ、昭和人のツボにはまったもんでね(^_^;)。

は: 演技を云々するのもなんでございますが、俳優陣はいかがでございました?まずは山田上田のコンビは鉄壁でございますね。
ゆ: 所謂「テッパン」ですね。ただ、さすがに10周年だけあって仲間由紀恵の若作りも多少苦しくなりましたなあ。そう言えばロングスカートの山田の歩き方は随分ガニマタですね、あれは役作りなのかなあ?
は: 普段仲間様の他の役を全然ご覧になりませんものねえ、どなたか教えていただければ幸いでございますm(__)m。さて、他には気になるところはございましたか?
ゆ: 矢部ちゃんことヅラ刑事生瀬勝久の出番が少なかったのが不満かなあ。唯一の見せ所が怪物くんのパロディ(?)、あれには笑いましたが。
は: どこが伸びるかは観てのお楽しみでございますね。

は: まだ公開されたばかりですし、ネタバレはこの辺にしておきましょう、とにかくTRICKファンには安心して楽しめる作品でございます。
ゆ: ついでに音楽も鬼束ちひろで安心させて欲しかったんですが、今回は熊谷育美という新人を起用しております、この子もまた独特の才能を感じさせて要注目ですね。

は: では採点に参りましょうか、今回は公平客観を旨とする私の方が採点が難しゅうございます。
ゆ: 確かにね(^_^;)、TRICKファン以外には「金返せ!」的B級映画以外の何物でもありませんからな。
は: ではとにかく参りましょう。
ゆ: OK牧場
は: ネタバレはあかんっちゅうに(--〆)。

はむちぃ: 60点
ゆうけい: 68点

ゆ: 最後に一言、キーハンター放送開始は1968年です(笑。お気に召せばポチッとお願いしいますm(__)m

にほんブログ村 映画ブログへ