ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

SPENDOR S3/5

S35080701
はむちぃ: 皆様梅雨の鬱陶しい時期ではございますがお元気でいらっしゃいますでしょうか、ネタ不足のため呼び出されて参りましたはむちぃでございます、どうかおつき合いくださいませ。
ゆうけい: どうも、梅雨の体調維持に悩んでいるゆうけいです。
は: で、どうなんです、体調の方は?
ゆ: と良く訊かれるのがしんどいですな(苦笑。というのはまあ冗談として、今ちょっと小難しい本を読んでいるのでよく頭が痛くなります(笑。
は: はあ(--〆)、で気分転換にはオーディオでございますが、例の新SPは
ゆ: まだ来ません。
は: おおっ、間髪入れない即答(^_^;)。
ゆ: というわけで今マイルームのマイブームはSPENDOR S3/5なわけです。
は: 英国BBCモニターの系譜を受け継ぐスペンドールの製品でございますね。
ゆ: ノンノン、はむちぃ君、

「すぱぁんだー」 (ーoー)!!

   と発音しなくっちゃ。
は: はいはい、無視してスペックの紹介に参りましょう。
ゆ: うっ、このままでは主従関係が(危、、、

SPEC:
形式:2ウェイ密閉型
使用ユニット:高域・20mmソフトドームトゥイーター、低中域・140mmホモポリマーコーン
周波数特性:90Hz~20kHz(±3dB)
出力音圧レベル:84dB
インピーダンス:8Ω、クロスオーバー:4.5kHz、
最大入力:70W
外形寸法:165W×305H×190Dmm、質量:4.6kg

S35unit は: 小型密閉型で2ウェイ、レンジも欲張らず出力音圧レベルも低め、BBCモニターだったL3/5Aの系譜を引き継ぐ、と言ったところで典型的なニアフィールドモニターの印象でございますね。
ゆ: そうそう、それに加えてVifa社製のトゥイーターと自社開発のホモポリマーコーン・ユニットがなかなか良くできていて、とってもクリアで柔らかい音質が好もしいですね。
は: ウィルソン・フリークとは思えないお言葉ですね(^_^;)。このSP、そもそもトライオードの名物社長山崎順一様の三宮上新でのデモで初めて聴かれたんですよね。
ゆ: そうなんですよ、だからその時もトライオードの真空管アンプだったので、家でもラックスマン真空管アンプで専ら聴いてました。
は: ボーカルに艶がございますし、意外に低音も出ますし、それに木製にしては音離れもようございますね。
ゆ: おおっ、凄いねはむちぃ君、その通りです。一方弱点としては能率の問題なのでしょうけれど、小音量では真価が発揮出来ないんですよね。

は: で、Cub IIを片付けたのに新SPが来ないもので今回メインシステムにピンチヒッターとして持ってこられたわけでございますね。
ゆ: そうなんだけど、困った事に、、、
は: は、やはり石のアンプには合いませんでしたか!?
ゆ: いや困った事に何の不満もないんだな、これが。
は: はあ(--〆)、じゃ良いんじゃございませんか!
ゆ: そうなんだよ、まあ

AccuphaseDP-85&Roksan Xerxes20
   ↓
Accuphase C-290V
   ↓
Accuphase P-7000

で駆動しきれなきゃ困るんだけど、ここまで鳴るとは思いませんでしたね。
は: 小型ですが、冒頭写真のようにかなり左右の距離を離して再生しても大丈夫でございますね。
ゆ: まあP-7000の駆動力からすると余裕ですね、でもって、

音場は広いわ、
澄み切っているわ、
90Hzまでとは信じ難い低音は出るわ、
ジャンルは選ばんわ、

 おまけに今まで高音が割れて再生に困っていたアナログ盤が全く何のストレスもなく鳴るわ、で狐につままれた気分なんです。
は: そう言えばDolon様に絶賛されたケイト・ブッシュの「Never For Ever」が綺麗に再生されていましたね。
ゆ: 「Violin」とか「Breathing」とか悩んでいたのが嘘のようです。理由を考えてみるに、消極的に捉えれば、ナロウレンジで嫌な音を出さないのかもしれないし、クリーン電源のお陰もあるかもしれないけど、やはりVifaのTwと堅牢なエンクロージャーが優秀なのだと積極的に評価したいと思いますね。

S35biwiring は: 低音も密閉型らしい音のグラデーションが綺麗で締まった音が出ますね。
ゆ: Spendorお得意のポリマーの音でもありますよね、それに加えてカルダスのケーブルでバイワイアリングしてるのと、壁の間接音を利用してるのとでどう聴いても50Hzくらいまで出てる感じがします。底無しの低音が入っている事で有名なジェニファー・ウォーンズの「The Hunter」のボトム領域もCub IIと変わらないくらい出たのには驚きました。まああくまで聴感上での事で小型故の限界はありますが、広いリビングルームでこれだけの音が出せるスピーカーとは思ってもみなかったので本当に見直しました。

は: まあ、間があいたお陰で手持ちの製品に新しい発見ができて良かったじゃありませんか。じゃ、新SPはキャンセルということでルーツさんに、、、
ゆ: OH NO!それだけはやめちくり~(ToT)/~~~