ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

0093女王陛下の草刈正雄

0093女王陛下の草刈正雄
はむちぃ: な、何でございます、今回のレビューは(ーー;)?
ゆうけい: エディット・ピアフレビューで君が「ゆうけいの映画レビューはジャンルがころころ変る」と申したであろう、その時に気が付いたのじゃ、この頃「トホホ映画」を見ていないとな。
は: はあ、確かに一時トホホ映画探検隊とか言って狂ったように探しまくっておられました。デビルマン尻怪獣アスラなど、はむちぃメ大変な思いをいたしました(>_<)。。。でもって、いかにもの雰囲気プンプンの「0093女王陛下の草刈正雄」でございますか(嘆息。
ゆ: 正解!しかしこの映画にリンクできるオフィシャルサイトがあるとはね(笑。
は: 不安たっぷりでございますが、皆様お付き合いくださいませ。
ゆ: がんばっていきまっしょい

『 二枚目俳優の草刈正雄(草刈正雄)は押しも押されぬ大スター。だがそれは世間をあざむく表の顔。真の正体は女王陛下の元で働く諜報部員、その名もコードナンバー”0093”だった! 木を隠すなら森の中。敢えてマスコミに素顔をさらすことで、スパイである身分を隠すために始めた芸能活動だったが、意外にも天性の才能を発揮し、草刈自身も自分がスパイである事実を忘れかけていた。
しかしある日、20年ぶりに女王様からの指令が下る。新たにテレビ局を開局するIT企業社長の三輪嘉門(嶋田久作)が、英国の研究所から盗まれた洗脳信号ディスクを手に入れ、電波を通じて全国の視聴者を洗脳する陰謀をたくらんでいるというのだ。問題のCDを奪回し、悪による世界征服を防ぐため、三輪の元へ出向く草刈。そんな彼を、日刊スポーツの記者である霧島ハルキ(黒川芽以)が、スクープを狙って追いかけていた……。
一方、草刈の愛娘・草刈麻有(麻有)は父親の反対を押しきって女優を目指し、三輪の会社のイメージガールに選ばれていた……。愛する娘を守るため、そしてスパイとしての使命を全うするため、スターとして、スパイとして、父として、草刈正雄はたった一人で巨大な陰謀に立ち向かう(AMAZON解説より)! 』

キャスト: 草刈正雄黒川芽以彩輝なお、麻有、和田聰宏、唐橋 充、水野晴郎森田正光嶋田久作
スタッフ:
プロデューサー : 丹羽多聞アンドリウ
監督 :篠崎 誠
脚本 :加藤淳

は: 、、、、、(--〆)
ゆ: 、、、、、)^o^(
は: 久しぶりの点々々々々+顔文字が全てを物語っております。
ゆ: ハナからまじめに作る気の無いお馬鹿スパイ映画ですね、まあパロディと言えばパロディなんですが。
は: お馬鹿スパイものというのは海外には山ほどございますが、考えてみれば日本では殆どなかったですね。
ゆ: そうですね、まじめに作ってトホホだった映画は山ほどありますが、はじめから笑い飛ばす目的でこれだけかっちりと作ったものは記憶に無いですね。
は: ご主人様、なにか誉めておられるような?

ゆ: 、、、ですね、取り敢えず草刈正雄さんの勇気だけは賞賛しないと(^_^;)。それでもトホホに変わりはないですけど。うまい役者と下手な役者のどうしようもない落差とか、とんでもないキャスティングとか。がお天気の森田正光さんなんてあんまりだあ(T_T)。
は: あの!、究極のトホホ映画「シベリア超特急」の水野晴郎さんもお約束の如く顔を出されてますし。
ゆ: 老けたねえ、水野さん、痛々しいくらいに。
は: 悪役は怪優というお約束だけはしっかりと守られておりますね。
ゆ: 伊武雅刀竹中直人を出さないだけ、プロデューサーの見識を感じますね(苦笑。それにしても嶋田久作さん、適役は適役だけど、スケールが随分小さくなったねえ(歎息、帝都物語の頃は大型新人が出てきたなあと思ったんだけど。

は: 女性陣はいかがでございましょう?
ゆ: ボンドガールですか(^_^;)、まあどうでもいいです。ただ一点、世界初の親子共演お馬鹿スパイ映画を謳っておりますが、草刈さんの娘はひどすぎです。
は: 麻有さんですか、デビュー作ですのであんなものかと。
ゆ: いやあ他のイモ女優陣でさえ可哀想に思いましたね。ありゃ映画に出すレベルじゃないです(涙。彼女さえいなけりゃ立派なトホホ映画なのにねえ。

は: スゴい誉め方でございますね(-.-)。で、その立派なトホホ映画をお作りになったプロデューサーの丹羽多聞アンドリウ様でございますが。
ゆ: 確信犯的にトホホ系を目指してますね、なんせ悪役の名前が「にわたもん」ならぬ「みわかもん」ですからな(笑。ある意味貴重な人材かと思いますが、なにか?
は: はむちぃメの調べましたところでは、文豪丹羽文雄様のお孫さんでございます。
ゆ: げげっ、スゴい血筋じゃあ、あ、あ~りませんか(チャーリー浜風)。
は: 晩年は認知症で介護を受けておられたことも話題になりましたね。
ゆ: 孫のにわかもん君にはにはにはとりが、じゃなかった、にはまだまだボケずにボケ道を邁進して欲しいものですな。
は: はむちぃメ頭がこんがらがって参りましたが、とにかくトホホ系には間違いありませんので興味がおありの方も覚悟はしてご覧下さいませ。ではご主人様ご評価を。
ゆ: トホホ系梅を差し上げましょう(^_^)。