ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

三宮散策(1)オーディオ編

Dcs0801
 神戸の中心地三宮を先日ラグビー観戦の前に久しぶりに散策してみました。体調が悪くなってからはとんとご無沙汰だったので、知らない町を歩いてるみたいでした(嘘。そんなこたぁない(笑
 で、まずは去年の11月に全面改装を行った三宮上新(1ばん館)を訪ねてみました。オーディオフロアが長い間慣れ親しんだ4Fから、ディスクピアのあったBFに移動していました。リファレンス機器のリスニングルームも随分狭くなっちゃいました。幸い西田さんがおられたので、短時間ですがお話しながら丁度入れてもらったばかりだと言うdCSScarlatti Systemを聴かせていただきました。身も蓋も無い話ですが、凄い値札が付いております。オーディオに興味の無い方に一応説明しときますと、要するに3台で一つのSACD/CD Playerなのですが、合計の定価840万円也でございます。

Dcs08012 オーマニの方はこっちの方がそそるでしょうか、裏側です。菅野先生はデザインの不統一がご不満のようですが、作りは大分プロ仕様からコンシューマー・コンシャスにシフトしてきている感じですね。温かく見守ってあげましょう(笑。
 さて、下流Accuphase C-2810+A-45+B&W 802Dの組み合わせで試聴させていただいたのですが、随分と濃厚な音に驚きました。昔のdCSは精密なガラス細工のような立体感と透明感が特徴だったように思うのですが、その立体的なガラスの骨格の隙間を濃密な絵の具で塗りこめた感じです。それでいて濁った感じは無いので、溢れるばかりの情報がきっちりと整理されているのでしょうね。エソテリックから供給されているVRDSの威力に加え、クロックが効いているのでしょう。西田さんは僅かながら漏れてくる回転音を気にされてましたが、それ程気になるようなノイズではありません。アキュの最新メカのような静粛性を海外製品に望んでもね。
 ポン置きでかつあまりのニアフィールドリスニングだったため音場の広がりは残念ながら分かりませんでしたが、まあそれを言うのは贅沢と言うものでしょう。良い経験をさせていただきました、西田さんありがとうございました。もうしばらく置いてあるそうですので、興味のある方はどうぞ。

Hmv0801 先程も言いましたが、ディスクピアが無くなったのでCDを物色するのには他の店へ行かなければならなくなりました。とりあえず三宮センター街が近いのですがタワレコはMINTへ引っ越してしまったのでとりあえずHMVに行ってみました。すんごい久しぶりです。昔ジュンク堂が地下にあった頃以来かもしれません(大嘘。やっぱり新作「In Rainbows」を発表したRadiohead一色です。

「新作はプロモだけ見て 買いもせず ゆうけい」

というわけで、3枚で25%オフの輸入盤を物色しておりました。そう言えば先日ご紹介したシガー・ロスの新作も試聴させていただきました。ご馳走様でした。