ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

三宮散策(2)神戸キチン

Kobekitchen
 さて、CD物色後、ラグビーの試合に備えて早めの昼食を取ることにしました。試合のあるホームズスタジアムには地下鉄海岸線三宮・花時計前から乗らないといけないのですが、その周辺でブログネタに出来る(笑)お店となるとやはりここしかないでしょう。神戸国際会館の南側、フラワーロードから一つ東側の裏通りにある「神戸キチン」です。

 神戸には以前紹介した「もん」や「ハイウェイ」、「伊藤グリル」など全国的に有名な洋食屋さんが沢山ありますが、ジモティにはここが好きな人が結構多いです。私もペイペイの頃に、ここが好きな先輩に良く連れてってもらいました。

 写真の如くうっかりすると通り過ぎてしまいそうな小さな門構えで、おまけに普通の郵便箱がドアの傍にあり、民家みたいです。おまけに郵便受けには「新本洋一」と個人のネームが入っています。リンク先を見てください、そう、この方がジモティに親しまれているお髭のシェフ新本さんなんですね。まだ昼前だったせいか、入ると真っ暗な中にシェフと奥様の姿が(^_^;)、どうもこの日一番の客になったようです。「いらっしゃいませ」の声とともに電気がついて、絵の一杯飾ってあるいつもの店内の姿になりました。このお店もやはりじっくり煮込むシチューなどが名物なのですが、軽い食事をと思っていたのでその日のランチメニューにしました。

Soup まずポタージュスープが出てきます。ポタージュスープと言うと、最近ではカップスープまで増粘剤入れまくりの濃厚トロトロなのが多いですが、このお店のスープは昔ながらのさらさらした液状です。この方がすんなりとお腹に納まって胃ももたれないし、ランチには丁度いいです。

Friedchick メインディッシュのチキンフライです。やはり本物のフライドチキンはジューシーで美味しいです。でも今回はちょっと胡椒効きすぎかな、シェフ!とか何とかいいながら残すのがもったいなくて骨までしゃぶりつくしてしまいました。
 キャベツやスナップエンドウなどの温野菜も、食感が程よく味わい深く仕上げてあります。同じ温野菜でも職場の昼食とはえらい違いです。

Demituscoff 終わるとデミタスコーヒーがついています。勿論オリジナルブレンドで、ブラックで十分美味しいです。今回のはやや酸味抑え目で苦味の方が効いてました。
 以上で終了、これでランチのお値段は1800円。周囲が若者主体の町に変貌していく中でお店を維持しなければならないことを考えれば、まずまず妥当な額でしょう。ご主人も大分お年をとられたなあと思いましたが、お元気な限り頑張っていただきたいものです。