ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

寛平ちゃん祭り2007

Kanpei

 関西の秋の風物詩と言えば「寛平ちゃん祭り」です(嘘。と言うわけで21日の日曜日、大阪朝日放送で新喜劇のパートが放送されましたので録画して夜ゆっくりと観賞させていただきました。いやあ腹の底から笑わせていただきました(^O^)。

 間寛平の交友関係と言えばさんまちゃん、村上ショージさん等がすぐに思い浮かびますが、彼らはおそらくトークショウの形で出演したものと思われます。放送された寛平ちゃん祭りは吉本新喜劇のパートですので、新喜劇の面々が中心でそれに次から次へとゲストを参加させていく形式になっています。今回も豪華ゲスト(か?)が次々と登場。 その面々は、

中川家中山きんに君波田陽区、Mrオクレ、笑い飯、はりせんぼん、坂田利夫山崎邦正、サバンナ、なだぎ、友近ほんこん、たむけん、トミーズ健、そして今回初登場のナイトスクープつながりのルー大柴

寛平ちゃんの交友の広さはさすがですね。この中では個人的にはやっぱりサバンナが好きです。犬井ヒロシの「哀しい男のブルース」は最高。今回のターゲットは新喜劇新座長の川畑泰史でした。 内容はこんな感じでした。
「昭和42年京都生まれ、苦労して苦労して苦労して苦労してやっと40歳で新座長になって~、これでやっと給料も上がると思ったらこれが全然あがらへんで、嫁さんがマンションのベランダでカブトムシ育てる内職をしている男のブルース、カブトムシを600円で売ろうが、700円で売ろうが、、、自由だぁ~!!、、、家計はかすかすやけど、顔はパンパンやな」

ううっ、涙無くして聞けません(爆。 川畑の狼狽振りも愛嬌があって見ていて楽しいです。ついでに言っきますとサバンナの相方八木の一発ギャグの滑りっぷりも堂に入ってきました(笑。ブラジルの皆さん、聞こえますか~(地面に向かって叫ぶ)(^^;)?

 しかしやはり寛平ちゃんとの絡みといえばなんといっても池乃めだか師匠と辻本茂雄でしょう。今回はめだか対寛平の対決に辻本が場を譲って退場してしまうという粋な見せ場もありました。でもってその対決ときたら、、、抱腹絶倒。倫理コードにひっかかるので書けません(爆。

 個人的には寛平ちゃんの素のボケに徹底的に突っ込んでいく辻本の方が好きなんですが、今回は辻本がベビーフェース的な役柄だったので無くて残念。と思ってたら最後の最後にやってくれました。やっぱり辻本最高。

 あと、関西以外の人には馴染みが無いと思いますが新喜劇の安尾信乃助も安定して笑いを取れるようになりました。ぼけまくりキャラなんですが、持ちネタの中でも挨拶が面白いんです。入場してきて

安尾「お邪魔します、か?」
相手「かはいらんね、かは!」
安尾「じゃあ、あなたが寛平さんです。」
相手「そこはいるやろ、そこは!」
安尾「では、私は安尾といいます、か?」

これだけで十分面白いですが、 「お邪魔する、かも」、なんていうバリエーションもあります。ちなみにこの人、NSC7期生で雨上がり決死隊やなるみと同期の苦労人です。今回は新座長の川畑と二人のコンビでしたが息はぴったり、寛平ちゃんに

「おまえらまだそれやっとんのか?」

と突っ込まれてましたが、新喜劇の名物としてこれからもやり続けてほしいです。