ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

デビルマン

ゆ: はむちぃ君、先日のおしおきの件、忘れておらんでしょうな。
は: ははぁ~、覚悟しております、何なりと御申し付けくださいまちぃ。
ゆ: じゃあ、これを一緒に見ましょうで(^o^)

デビルマン
デビルマン

は: こ、これは、きいちご賞に輝き、santapapaさんからも「トホホ系論外」指定を受けたあのデビルマンでございますか、ーーーーーつ、ついにこの日がやってきたのでございますね。風誘う花よりもなお我は今ーー
ゆ: をい、何も辞世の句を詠むことはないではないか、はむちぃ君、これでもずーっと貸し出し中だった人気作品なんだぞ。
は: へへ~ではお供しますちぃ(>_<)

永井豪原作による傑作コミック「デビルマン」を最新のCG技術を織り交ぜて実写化。デーモンに体を侵食されるものの、人間の心を失わなかった高校生・不動明が“デビルマン”となり、人類を守るためにデーモン軍団に立ち向かう。PG-12作品。(AMAZON解説より)

ゆ: -----(゜.゜)
は: -----(?_?)
ゆ: い、意外にーー
は: 最後まであまり退屈はしませんでしたですね。
ゆ: 日本のエド・ウッドと呼んで良いのやら悪いのやらわからん那須博之監督が最後の最後に奥さんと組んで鳥谷@阪神じゃなかった、撮りたいんだぜいとがんばった遺作だけのことはあるのやらないのやらーー
は: ご主人様大変読みにくい文章になっております(;一_一)
ゆ:、でもそれなりに体をなしているわな。特に原作を知る世代としてはデビルマンシレーヌ、サタンあたりのCGの造形には結構満足できるものがあるし。戦闘場面はどうもハリウッドの有名シーン借りまくりのような気がせんでもないのやらあるのやらーー
は: ご主人様歯切れが悪うございます。でも確かに原作の実写化という点では成功しているように思いました。だからこそあの学芸会風演技とのギャップがすざまじいと言う意見が圧倒的に多いですね。
ゆ: 確かにセリフ棒読みもあそこまでくるとみんな怒るわな、それも主演級の若い衆が全員そうだもんなぁ、窮余の一策かどうかは分からんが、素人に近い宇崎竜童夫妻やら、原作者の永井豪先生やら、キワモンのボブ・サップやらKONISHIKIやら、大人連中も同レベルにしたところに整合性は感じましたけどね(苦笑

は: ご主人様さすがに今日は文章がしどろもどろでございますね、で、内容はいかがお感じで?
ゆ: はむちぃ君はどう思ったんですか?
は: 原作が永井、もとい、長いものですから、あの時間に全部詰め込むと訳が分からなくなってしまいますね。
ゆ: そうだなあ、確かにあの時間に最初から最後まで詰め込むことはなかったかもねえ。まあ、良く頑張りましたとは言ってあげたいけど、どうせ原作を端折るのならPG12にするほどえげつないシーンを挟みこむ必然性がある映画なのか、という印象はありますね。その辺を毛嫌いする人が出てきても仕方ないですよ、確かに。

は: では最後に一言お願いいたします。
ゆ: 明君、砂浜をバイクで走ってはいけません!