ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

オーディオ・メンテナンス補足

 先日の記事でオーディオ・メンテナンスの事を書いたのですが、読んでくださったHoteiさんからメールをいただきました。下記の点を補足してくださいとの事で、ここに掲載させていただきます。皆様参考になさってください。と言いながら私もしっかり( ..)φメモメモ。

『 無水アルコールを使う場合、一点だ注意事項があります。それは、樹脂部分にはできるだけ付着させないこと。綿棒程度ではそれほど大量に付着する心配はありませんが、樹脂の種類によっては、化学反応を起こすものもあり、表面が曇るなどのトラブルを起こす場合があります(特にスチロール系の樹脂がヤバイのですが、見た目では分からないですから、単純に樹脂の一部にはといった表現が良いでしょう。) したがって、無水アルコールでの作業は、金属面に対してだけ行なうようにしてください。

 スピーカーの増し締め、ねじ山をつぶす人が少なからず表われます。過大に締め付けを行なわないよう、さらに注意を喚起するか、慣れない人はやらない方が良い、くらいの書き方をしてちょうどくらいになります。

 コンセントプラグ磨きですが、正確な手順は、
  綿棒に付けた無水アルコールで清掃。
  その後、セーム皮を使って磨く。
  コンセントに抜き差ししてセルフクリーニングを行なう。
 のが一通りの手法です。

 このセーム皮は、自動車用品店でボディ磨き用に売られているやつで結構です。ただし大きいので、10cm角程度に切って使うと、作業がやりやすいです。木綿の手ぬぐいは、セーム皮の代用品として使用しました。

 ちなみに私は何も結線していないコンセントプラグを、掃除用にだけ用意しています。アンプに接続された電源ケーブルの接地側は当然内部配線と繋がっていますから、できれば余計なストレスを避けるために、「何も配線されていないコンセントプラグ」を使うのが、無用な事故を防ぐのに有効です。
 切ったつもりのアンプの電源ボタンが、万一入っていたら??? もうおわかりですね(^^)

 あと、昨日は行ないませんでしたが、脱着式の電源ケーブル。当然機器側にもプラグとレセプタクルがありますね?磨くなら当然ここも、ということになります。

 ということで、接点磨きは半年に一度程度の儀式ですから、ラインケーブル、スピーカーケーブル、電源ケーブルと一気にすべてをやっつけた方が、イイですよ。一箇所ごとに数日落ち着くのを待っていたら、らちがあきません。

 ということで、みなさま今後ともセッティングにいそしんでください。』