ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

ふるさとの本棚

bookshelf-2 昨日の記事にも書きましたが、実家の本棚から詩集関係を探す用事があり、ついでに文庫本棚を写真に撮ってきました。今は昭和30年代を振り返るのが流行りだそうですが、3-40年代を振り返る企画ということで便乗させてもらいませう。

 まずはSF関係ですね。創元推理文庫シリーズです。今もあまり変わりないのかもしれませんが、1970年代のSF&ミステリ関係の文庫本といえば創元か早川しかありませんでした。

bookshelf-1 引き続きSFと、左は純文学がちょこっと。SFは早川ですね。早川の方が装丁が綺麗だったような記憶が。
 もちろん日本SFもどっさりありました、筒井康隆光瀬龍小松左京先生方のはその頃出てたものは殆ど買っていたと思います。
 純文学に関してはドイツ関係が並んでいますねえ。それほど読んだ記憶が無かったんですけど。いつかはトーマス・マンと思ってたんですけどそれはかなわなかったようです(苦笑

bookshelf-3 純文学関係の続き。ドストエフスキがそろってますね。だから写真も暗いのか?(^_^;)。横にちょこっとポー全集が見えてます。文庫本で豪華な装丁で全集を出すというのはその頃のちょっとした流行でした。この全集は2冊だったと思いますが、とても美しい本だったので感激した覚えがあります。後年アラン・パーソンズ・プロジェクトが音楽化したときに読み返しました。

bookshelf-4 流行と言えば、名作漫画を文庫本で出すことが大流行した時期がありました。白土三平先生の作品は出れば買う状態でした(^_^;)。もちろんこの横には「カムイ伝」があります。そういえば「白土三平漫画の魅力」と言う本もありました。どっぷりとはまってたんですね~

我々は遠くから来たーーそして遠くへ行くのだ(影丸

 水木先生の「墓場の鬼太郎」があったのには自分でもビックリしてしまいました。貸し本屋時代の作品を文庫本化したんですねえ。確かハンセン氏病に関する記述があった様な気がしますが、中身は確認しませんでした。もしあれば今ではとても出版できないでしょう。
 他の棚には石ノ森先生の「サイボーグ009」やら、手塚先生の「火の鳥」やら、色々入ってました。

panflets おまけで映画のパンフレットもありました。nemotaさんのベスト1「フィールド・オブ・ドリームス」もありました。故淀川長治先生の解説付き!
 ただ、ここにある多くの作品は自分が実家を離れてからの作品なので、帰省中に観たのか、あるいは引越しの時に実家に預けたのか、のどちらかだとおもいます。