ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

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  今日は真夏並に暑かったです。

 

 

今日は眼科コンタクト外来受診日だったので、インプレッサ はお休み、バスで三宮に出かけました。駅前で降りたらピーカン、真っ青な空が目に痛いほど。

 

 

阪急三宮東口の再開発工事、延々とやっております。いつまでかかるのかわかりませんが、阪急の威信をかけた超高層ビルが建つはず。

 

 

加納町交差点から六甲山が見えております。 というわけで、ビル診の眼科で一時間くらいかかったので、焦ってミント神戸のOSシネマズへ。こちらもメチャ混み、かろうじて3席ほど座席が空いてました。

 

 

  クエンティン・タランティーノの久々の新作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」です。 ハリウッドで1969年に起こった、チャールズ・マンソン率いる狂信的なヒッピー集団がロマン・ポランスキーの妊娠中の妻シャロン・テートと友人三人を殺害した凄惨な大事件を題材としています。

 

  主演の落ち目のテレビのウエスタン・ドラマ俳優をレオナルド・ディカプリオ、彼のスタントダブルをつとめるダチをブラッド・ピットが演じるという贅沢なダブル主演。 マカロニウエスタンなんか嫌だとイタリアへの都落ちを嫌うあたり、クリント・イーストウッドを彷彿とさせますし、スティーブ・マックイーンブルース・リーなんかも顔を出して笑わせます。

 

  そんな当時のハリウッドを活写しつつ、映画は徐々に当日へ向けて不穏な空気を漂わせていきます。 ポランスキーの隣に住んでいるという設定で話をどういう風に持っていくのか? 最後に強烈な暴力シーンが待っていますが、後味は悪くありません。

 

  タランティーノらしいやり方での古き良きハリウッドへのオマージュ、そしてシャロン・テートへの追悼となっていますので興味のある方は是非。 当時のロックもふんだんに使われています。第1期ディープ・パープルの「ハッシュ」もあの頃だったのか、と感慨深いものがありました。ただし、タランティーノのこだわりなのでしょう、「ヘルタースケルター」は使われていませんでした。