今日はPhile WebつながりのオーディオファイルQさんが、拙宅にいらっしゃいました。当地に弟さんがおられ連休を利用して来神されたのですが
「一度Dynaudio Sapphireが個人宅でどういう鳴り方をしているのかお聴かせ頂きたい」
とのリクエストをいただき、お招きしました。Qさんは、まだ30台と言うお若いオーディオファイルでいらっしゃいますが、ご自身はThiel CS6をGoldmundで難しいSPを鳴らしておられるなかなかの使い手とお見受けしていましたので、こちらはドキドキでした。
実際お会いしたQさんはとても礼儀正しく気さくなお方で、各ソースへの反応も的確な素晴らしいオーディオファイルでいらっしゃいました。こういう若い方がどんどんオーディオを盛上げていってほしいですね。
とりあえず当方のシステムとソースで一通りのソースを聴いていただき、そしてご自身が持参されたシンセやピアノを中心としたソースも聴かせていただきました。さくっと当システムの感想をまとめると
「Thielとは音色も低音の出方も違うけれど、繊細でナチュラル、締まった低音の出方がする」
という印象を持たれたようです。ナチュラルというのはプリアンプC-3800を導入した時からの一つの目標でしたので、嬉しかったです。ちなみにThielは平行法を推奨しているのでQさんも平行法で聴いておられ、定位の仕方は拙宅の内振り法とは全く違いますが、概ね良いとの評価もいただきました。
残念だったのはQさんに合うソースが少なかったことですが、Final Fantasy VIIIのOSTがあったのを思い出し、急いで探し出してきて聴いていただきました。喜んでいただけたようでよかったです。個人的にも久しぶりに聞いて懐かしかったですし、ゲーム音楽もとてもしっかりした音作りをしていたんだという再発見もありました。
遠方へ帰られるので夕刻にはお開きとなりました。短い時間でしたが、Qさんお疲れ様でした。
Setlist
W-up: 101 Eastbound / Fourplay 'Fouplay'
Pop Vocal: Love Song For #1 / Corrinne May 'Beautiful Seed'
Piano: Mozart Fantasia in Dm. K.455 / Mitsuko Uchida 'Live In Concert'
Orchestra: Stravinsky The Firebird Suite / Eiji Oue & Minnesota Orch.
Analog
Piano: Merry Chirismas Mr,Laurence / Ryuichi Sakamoto 'Coda'
Synth.: The End Of Europe / Ryuichi Sakamoto 'B-2 Unit'
British Rock: Station To Station / David Bowie 'Station To Station'
CD
Final Fantasy VIII Original Sound Track
Eyes On Me
Ending Theme ~ Overture
Mods De Chocobo
Libeli Fatali
Ambient: A Taste Of / Colour Cane 'A Taste Of'
Fusion: Born / Pat Metheny Unity Group 'KIN'
Jazz Guitar: Don't Know Why / Pat Metheny 'One Quiet Night'
Violin: Bach Sonata No.1: 4;Presro / Victoria Mullova 'Bach 6 Sonatas and Partitas'
Jazz: Spark / Hiromi Uehara The Trio Project 'Spark'
Postrock: Varud / Sigur Ros 'Valtari'
Jazz Vocal: Just The Way You Are / Grace Mahya 'Love Songs For You'
Piano: Letting You Go / Thomas Enhco 'Feathers'