ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

Billy Bat 18 / 浦沢直樹

BILLY BAT(18) (モーニング KC)

 Billy Bat 新刊です。帯を見て笑いました。

最終章開幕!!

まだ続くのか!!!!!

 今度こそケヴィン・ヤマガタとケヴィン・グッドマンご一行がバスク地方で再開すると思いきや、

時は近い だが急がば回れ

あ”~、そうですか~(嘆息。

『 ビリーの姿が見えず、
声も聞こえなくなったケヴィン。
謎の答えを求め、
”時の巻物”の示す地バスクへ。
だがそれこそが、
あらかじめ用意された
長い旅の始まりだった。
そして現代ー
地上から”天然”が消え、
ビリーバットのすべてを握った男
ティミー・サナダ。
彼と共に、徐々に崩壊へ向かう文明。
古代よりつながる、
歴史の糸は、
遂に人類を
最終章へと
紡ぐのか!?

2015年ー
壮大な歴史クロニクル、
遂に”現代編”へ到達!!

(帯より) 』

 というわけで舞台は2015年。カルキン・エンタープライズティミー・サナダが全権を握り、世界の文明は彼とともに徐々に崩壊へ向かう。

 チャック・カルキンの娘、オードリーは社内の権力闘争に敗れ、野に下ります。たった一つの権利だけを持って。これが起死回生の手段になるのか?

 そしてヤマガタを探して世界中を放浪するグッドマンはシリアの危険地帯でヤマガタが殺されたと告げられるが、本当にそうなのか?(ヤマガタが歳をとって唐麻雑風先生にそっくりになってるのは笑えたけど)

 要するに話はまだまだこれからも膨らんでいくわけですな~。は~、ため息が出るわ。あと何巻で終わります、って教えてほしい。