ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

Billy Bat 17 / 浦沢直樹

BILLY BAT(17) (モーニング KC)

 歴史の裏に暗躍する謎のコウモリを触媒に日本史・世界史の暗闇を描く壮大な物語「Billy Bat」の新刊、第17巻に突入です。と、前巻の出だしをコピペして手抜きのスタートを切ったりする(^_^;)。

 実は1ヶ月以上前に出ていたんですが、買うの忘れてました...orz  ふと気がついて調べたらもう出てました。いつも買ってるんだからアナウンスしてよ、AMAZON。。。で、二巻前に

「 一言言っておきます。
まだ終わりません!
どこまで引っ張るねん(-_-;)。
 」

→ まだまだ引っ張ります

 と書いて、今回も上に同じです。まだまだ引っ張ります。そして、これも前回レビューのコピペですが、

「 そして最大のサプライズは、彼が生きていると判明したこと。本巻では姿を見せませんが、多分次巻では姿を見せるでしょう。 

→ 元気な姿はまだ見られません!!!

早く姿現せよ、元祖ケヴィン君!

『 911、その日世界の輝ける未来は”混沌”に変わった

  "ニューヨーク"
   "二つの塔
 "飛行機で攻撃する"
ティミーが描く酸鼻のビジョン-
人類史上類を見ない悲劇を回避すべく
なりふりかまわぬ行動に出たケヴィン。
そして、
その瞬間がやってくる・・・・・・
世界中が慄然とする大歴史SF絵巻、
堂々の最新刊!!

(帯のキャプション) 』

 まだ姿を現さぬものがいる一方で、もうこの漫画から退場したと思っていた人物がまだしぶとく生き残っていたりします。でもって陰に陽にケヴィン・グッドマンに関わってきます。でもって今回最も重要な出来事はもちろん20010911ではありますが、プロット的にはケヴィンのあとを継ぐべき

「 偽チャック・カルキンとアジア系女性ナオミとの間に出来た子ティミー・サナダ 」

君が、おっとどっこいそうはいかないよ的な人物だったりする疑いが出てくるのが最重要事項だったりします。どないやねん。

 で、ジャッキー・モモチ母子と山下君は必死でケヴィン君を探しまわり、ついに「あの」場所で出会います。そしてビリーバットの伝言を彼に伝え、ティミーの秘密を彼に教えます。が、それでも20010911はやってきます。世界を救えなかったと落ち込むジャッキー。

 一方のケヴィン・グッドマンは必死に世界にこの予言を訴えようとしますが、妨害に次ぐ妨害が入り、20010911には舌をかみそうな名前のあの男の善意で危うく命拾いします。

 果たしてこの二人は再び出会い、元祖ケヴィンにたどり着くことはできるのか?まあそりゃ必然でしょう、なんて言ってはいけませんよ、そこのあなた。いや、私か。

 というわけで引っ張りに次ぐ引っ張り、あの二十世紀少年のようなグダグダな最後にならないことだけを祈りつつ、ファンなら付き合いましょう。ということでまたまた手抜きと言われそうですが最後も前巻の〆をコピペして終わります。

「 というわけで、なんだかんだ言っても面白いことは面白い。まだまだ読み続けることになるんでしょう。ここまで来たら最後まで付き合いますぞ。  」