ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

しまなみ海道紀行(4)亀老山展望公園

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(亀老山展望台より東方を望む)

 さて、しまなみ海道紀行の最終回です。今回は旅の最後にみつけた素晴らしい展望スポットをご紹介したいと思います。大島にある「亀老山展望公園」です。
 もともとは行く予定の全く無かったスポットなのですが、ひょんなことから今回の旅行で一番素晴らしい眺望スポットを見つけることができました。

 能島クルーズのあと、そのまま近くの大島北ICに乗って帰ることもできたのですが、TV大阪の「ガイアの夜明け」で紹介されていた大島南端にある道の駅「よしうみいきいき館」に寄ってみよう、ということになりました。

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 着いてみると、TVで紹介されたからか、凄い人気で超満員。みんな七輪バーベキューを食べていましたが、その匂いがきつくて、私たち夫婦は早々に引き上げたのでした。まあ、上の写真のように来島大島の眺望は素晴らしかったです。

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 これで帰ってしまうのも残念なので、道の駅に行く途中案内板のあった「亀老山展望台」へ行ってみようか、ということになりました。もう瀬戸内海の風景や海道の橋は十分見たので今更展望台でもないかとは思ったのですが、ダメもとでくねくね道を車で登っていきました。
 展望台近くで視界が開けてびっくり、素晴らしい眺望です。期待に胸膨らませて駐車場に車を止めると、大きな石亀が迎えてくれました。傍にある案内板には

「その昔、今から約1300年ほど前、光り輝く黄金色の観音像を背負った大亀を、旅の風来僧がとある大島の海岸の洞窟で見つけたそうじゃ。早速その観音像を持って、とある山に七堂伽藍を建立して崇拝し、それ以後この山は亀老山と名付けられたそうじゃ。」

と書いてありました。

 さて、展望台にあがってみます。空が晴れ上がったこともあり素晴らしい眺望です。冒頭写真は島の東方。瀬戸内海の凪いだ海が視界いっぱいに開けていて、瀬戸内海慣れしている私も感動してしまいました。

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 西南方面。来島大橋~四国方面が見渡せます。

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 西北方面。近くにある津島、遠くの大三島広島県の本土まで遠望できます。

 というわけで360°見渡せる、おそらく瀬戸内海の中でも屈指の展望スポットだと思います。車でないと無理だと思いましたが、結構サイクリングの方も来られてました。健脚の方は是非チャレンジしてみてください。

 以上しまなみ海道ツアー終了です。お付き合いありがとうございました。