ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

Risa Plays Cinema / 南 里沙

RISA Plays CINEMA

 以前クロマティック・ハーモニカ奏者の南里沙さんの「Mint Tea」を紹介したところ、しばらくその記事に凄いアクセスが集中しました。凄い人気だなあ、と感心するとともに一度生で聴きたいなあ、と思っていたのですが。。。

 今日兵庫芸術文化センターで彼女のコンサートがあって、私とともにファンになった家内が一足先に念願をかなえてきました。当然ながら平日で私は行けず(涙。こんなうらやましすぎる写真がメールで送られてきました。

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(左から藤谷一郎さん(b)、南里沙さん、渡辺具義さん(g)、後ろが家内)

 とても気さくに写真撮影に応じてくださったそうです。セットリストを見ると、私の大好きな「マリー橋を降りて」やモーツァルトの「夜の女王のアリア」、チック・コリアの「スペイン」、祖そしてH.マンシーニの「ひまわり」も入っていて、仕事サボっていけばよかったと後悔しきり(をいをい。

 そんな私のために、家内がニュー・アルバムを買ってきてくれました。もちろん里沙さんのサイン入り。そして、内容も感激、私の大好きな映画音楽集です!

1. ニュー・シネマ・パラダイス 愛のテーマ (「ニュー・シネマ・パラダイス」より)
2. ひまわり 愛のテーマ (「ひまわり」より)   
3. マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン (「タイタニック」より)   
4. ゴッドファーザー 愛のテーマ (「ゴッドファーザー」より)   
5. ロミオとジュリエット 愛のテーマ (「ロミオとジュリエット」より)   
6. シェルブールの雨傘 (「シェルブールの雨傘」より)   
7. 愛を奏でて (「海の上のピアニスト」より)   
8. ド・レ・ミの歌 (「サウンド・オブ・ミュージック」より)   
9. ムーラン・ルージュの歌 (「ムーラン・ルージュ」より)   
10. ある愛の詩 (「ある愛の詩」より) 
11. サウンド・オブ・サイレンス (「卒業」より)   
12. 夢やぶれて (「レ・ミゼラブル」より) 
13. 太陽がいっぱい (「太陽がいっぱい」より)   
14. ムーン・リバー (「ティファニーで朝食を」より)   
15. タラのテーマ (「風と共に去りぬ」より) 

 一曲目から感激!大好きな映画音楽、エンリオ・モリコーネの「ニュー・シネマ・パラダイス」ではありませんか。ハーモニカの音色が郷愁を誘ってウルウル来てしまいます。モリコーネ・ナンバーはもう一曲「海の上のピアニスト」の「愛を奏でて」が入っていますがこれもいいです。

 本日演奏されたマンシーニの「ひまわり」のテーマが二曲目に続いています。ウクライナに平和を、の思いがこめられているかのような、入魂の演奏です。マンシーニ・ナンバーでは私の大好きなオードリー・ヘップバーンの「ムーン・リバー」も入っていてこれも映画を思い出して懐かしくなる良い雰囲気を醸し出しています。

 その他にも映画ファンにはおなじみのナンバーが次々と続いて、きっとお気に入りの一曲が見つかるはず。個人的には「ムーラン・ルージュの歌」「ある愛の詩」「サウンド・オブ・サイレンス」がよかったです。

 それにしても南里沙さんのクロマティック・ハーモニカの見事なテクニックと豊かな表現力には脱帽です。今回もいろいろと工夫を凝らしたバック・アレンジがなされていますが、どんなアレンジでもしっかりとハーモニカの音色を浮き立たせる、まるでメイン・ボーカルのような存在感には圧倒されますね。

 なお「Risa Plays J-Songs」も同時発売されています。こちらもよさげですね。

RISA Plays J-songs