ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

Mild To Wild / Colour Kane

Colourkanemildtowild
 以前「A Taste Of」というデビューアルバムを紹介したことのあるベルギーのアンビエント・ポップ・ユニットColour Kaneの2nd albumです。先日ザビエルレコードのHPを覗いたら、去年の暮れに出た事を知り急いで購入しました。デビューアルバムには本当にハマってしまいましたが、さて新作やいかに。

1. a wasteland tale
2. travel by the back of a spine
3. flower hopping popping madly
4. they run so free
5. papillon
6. mild to wild
7. tad or toddler
8. the others
9. that train of keepsake and glory

Marjan Snykers - vocals
Joeri Gydé - music
Steven Van Hecke - live drums

『ベルギーのダウンテンポアンビエント・ポップ・ユニットColour Kane、大好評の1stアルバム(当店だけで100枚以上売れた)から3年ものブランクを経て、2010年暮れリリースとなる2ndアルバム。ポップでキャッチーなメロディ、まどろむような女性Vo、コクトー・ツインズ直系のメランコリックなギター、打ち込みによるエレクトロニックなビートによる、ドリーミーでまるで万華鏡のように幻想的で浮遊感溢れるサウンド、そして捨て曲のないラインナップ、ハイクオリティな楽曲は更に磨きがかかり、相変わらず魅惑的。何度でも何度でもループさせて聴きたくなる病みつき作品、聴いていて「幸せ」を感じさせる音楽です。1stアルバムを気に入られた方は勿論の事、ダウンテンポ系、アンビエント、POPS好きには全力でにオススメです。彼らは期待を裏切らなない!(ザビエルレコードより)』

  題名通り前作よりワイルドになったかと言えばそんなことはない(笑。完全にコンサバで、解説にある通りコクトー・ツインズ直系の浮遊感溢れるアンビエント路線を貫いております。敢えて気が付いたところを挙げると、ややボーカルの歌詞がわかりやすくなって、Youtubeなんかで見られるライブの情景を想像しやすくなった事くらいでしょうか。

 まあとにかく「A Taste Of」にはまった方はとりあえず買っておくべきかと。まだお聞きになった事が無い方には迷わず前作から入る事をお勧めします。