ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

今年を振り返る(1) 音楽・ライブ編

UTAU
はむちぃ: 皆様こん**は、早いものでまた今年もブログの一年を振り返る時期がやってまいりました。まず第一回は音楽・ライブ編をお送りいたします。
ゆうけい: 今年は音楽・ライブ、映画、書籍・展覧会、オーディオと4回を予定しております。究極のマンネリ・自己満足企画でございますが、お暇があればよろしくお付き合いくださいませ。さて、はむちぃ君、何から手をつけるかのう?
は: とりあえず音楽をジャンル別に振り返っていただき、最後に「今年のベスト・ディスク賞」を選出いたしましょう。その後でライブレポートのまとめをお願いいたします。
ゆ: 了解です、ではクラシックからまいりましょうか。

クラシック:

ベートーヴェン交響曲第5番「運命」&第7番 / クライバー&VPO(SHM-SACD
天使の糧 / 幸田浩子 
チャイコフスキー&ヒグドン:ヴァイオリン協奏曲 / ヒラリー・ハーン 
ショパン作品集 / アンヌ・ケフェレック
Chabrier Piano Works Vo.1 / Georges Rabol
Viktoria Mullova & Katia Labeque in Recital
ミケランジェリ2作

は: 最後のSHM-SACD盤によるクライバー様の復刻盤を別にいたしますと、ピアノ、ヴァイオリンに偏っておりますね。
ゆ: 他にもチョコチョコとは買っておるのですが、素人には論評が難しい(大汗。
は: 結局ムローヴァハーンなどどうしても好みのところに落ち着いてしまいますね。
ゆ: 素人には殻を破るのが難しいですな(涙。そんな中でもハイエンドオーディオショウで柳沢功力先生にご紹介いただいたソプラノの幸田浩子さんの新譜が タイミングよく出たのは僥倖でした。
は: 今季号のステレオサウンドで早速柳沢先生がレビューしておられますね。
ゆ: 先生のおっしゃるとおり、イージーリスニング的に見えて結構深いところまで再生を要求されるディスクでございますので是非どうぞ。

ジャズ:

At Last / Lauren White
Rabo de Nube / Charles Lloyd Quartet
The Imagine Project / Herbie Hancock
Jasmine / Keith Jarrett and Charlie Haden
Road To Chopin / Makoto Ozone

は: ローレン・ホワイト様もオーディオショウでお知りになったのですね。
ゆ: こういった新しい人を見つけられるのがショウや試聴会の効用ですね。後、チャールズ・ロイドの新譜は友達から貰ったもので、持つべきものは友ですな。
は: この中で一番聴き込んでおられるのはやはりキース・ジャレット様でしょう。
ゆ: やはり自分にとって今年のハイライトですね、聴く度に胸に沁み込んできます。

プログレッシブ・ロック

Scratch My Back / Peter Gabriel
Omega / Asia

は: さすがプログレと言うだけあってピーガブ様のディスクは難解でございますね。
ゆ: 凝る人ですからねえ(苦笑。まあスティングと同工異曲という気がしないでもないですが、この御二人はさすがと申し上げておきましょう。
は: エイジア様は久しぶりの復活でございました。
ゆ: こちらは我が道を行く路線ですな(笑。

ポップ&ロック:

...Featuring / Norah Jones
Le Noise / Neil Young
Songs From The Road / Leonard Cohen
Laws of Illusion / Sarah McLachlan
The House / Katie Melua
100 Miles From Memphis / Sheryl Crow
Symphonicities / Sting
Soldier Of Love / Sade
The Final Cut / Marc Bolan and T.REX

は: ご主人様お気に入りのシャーデーシェリル・クロウサラ・マクラクランケイティ・メルーアノラ・ジョーンズといった女性ボーカリストの皆様の新譜が続々と出て嬉しい一年でございましたね。
ゆ: 振り返ってみるとそうなんですよね、でも去年のレイチェル・ヤマガタのような高揚がなかったですねえ。皆今一歩というか自分のツボにはまりきらないと言うか。
は: その点、超ベテランのレナード・コーエンニール・ヤングの御二人は会心作でございましたね。
ゆ: そうですね、特に70を超えたレナード・コーエンのCD,DVDには感動しましたねえ。ニールのおじさんもダニエル・ラノアと組んでコアでマニアックな音を作り上げましたし、お二人とも老いて盛んですな。
は: マーク・ボラン様は40万ヒット自主企画でございましたが。
ゆ: しんどかったですねえ、レスはゼロでしたが(^_^;)。
は: しかしアクセス解析では結構細く長く未だにアクセスが続いておりますよ。
ゆ: 有り難いことです。彼の歴史を検証した甲斐がありました。

邦楽:

Gratefully Yours; Pure Acoustic 2009 at JCB Hall / 大貫妙子
PHANTOM girl / 坂本美雨
dreaming PUPA / PUPA
ABBOT KINNEY / Love Psychedelico

は: デリコ様を別にすれば完全にYMO路線でございましたね(笑。
ゆ: 大貫妙子坂本美雨原田知世、素晴らしい女性ボーカリストラインナップですな(笑。ター坊、知世様はテッパンとして、美雨ちゃんの美声は素晴らしい、良い歌手になりました。
は: 大貫妙子様は先日坂本龍一様とのコラボで新作「UTAU」を出されましたね。
ゆ: 以前坂本龍一のコンサートにター坊がゲスト出演された時にその話が出ていて「TANGO」も歌われました。やはりこの二人が組むと音楽の品位が違う、と言う印象を受けます。傑作ですので是非どうぞ。

は: では、本年の「ゆうけいの選ぶベスト・ディスク」発表でございます。
ゆ: かしこまりました。自分が病を得たせいか、やはりこのアルバムが心の一番深いところに届きます。

My Best Disc Of The Year: Jasmine / Kieth Jarrett and Charlie Haden

モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 第24番

は: 続きまして今年のライブ・レポートのまとめでございます。

ジュリアーノ・カルミニョーラ兵庫県立芸術文化センター
内田光子クリーヴランド管弦楽団@兵庫県立芸術文化センター
PUPA @ サンケイホールブリーゼ
Keith Jarrett Trio @ 神戸国際会館
GARNET CROW @ GRAND CUBE OSAKA
柴田淳@GRAND CUBE OSAKA
原田知世@Sankei Hall BREEZE

ゆ: 今年はそれほど出かけておりませんが、それだけに一つ一つに鮮明な記憶があり、良いライブ体験ができたと思います。
は: たったこれだけの中からベストを選ぶというのもどうかと思いますので、特に印象深いシーンを振り返っていただきましょうか。
ゆ: そうですね、

原田知世の涙ものの「時をかける少女
キース・ジャレットの「もうこのトリオは終わり」宣言と「My Ship」の最後の数音の美しさ
内田光子の引き振りのモーツァルトの格の高さ

ですね。
は: バランス良く各分野から選ばれましたね(笑。キース様の宣言は不安でございますが、来年も良いコンサートにめぐり合えますよう期待しております。
ゆ: とりあえずエレーヌ・グリモーヒラリー・ハーンを初体験できるのを楽しみにしております。
は: 以上で音楽・ライブ編は無事終了でございます。次回は映画編をお送りいたしますが、こちらは「嵐の予感」がいたします(--〆)。
ゆ: 下手に点数などつけるもんではございませんな(大汗。。。