ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

ゴーストライター / 柴田淳

ゴーストライター
 この秋は女性ボーカルが豊作で、知世様、鬼ちゃんに次いでシバジュンこと柴田淳も11月4日に新譜「ゴーストライター」を発表しました。もう、蠍一座龍生柴田組の掲示板は大変な事になっております(笑。

1. 救世主 
2. 透明光速で会いに行く 
3. Love Letter 
4. うちうのほうそく 
5. 蝶 
6. 雫 ~instrumental~ 
7. 雨 
8. 宿り木 
9. 君にしかわからない歌 
10. 幸福な人生 

『7作目となるオリジナルNEWアルバム。柴田淳の作品史上、最も切なく美しいアルバムが完成しました。彼女の生み出す美しいメロディに透き通る歌声を乗せて情景がリアルに浮かび上がってきます。アレンジャー陣に、松浦晃久、澤近泰輔、塩谷哲、古川初穂を迎え、柴田淳の世界観を彩ります。秋~冬の夜長にどっぷりと浸れる1枚。必聴です。(AMAZON解説より)』

 掲示板の膨大な感想を読んでしまうと、なんか自分の感性が鈍いのかなと思ってしまうくらいシバジュンそのもの、と言うのが第一印象です。

 いきなりロックっぽいアレンジの「救世主」、
 シバジュン版「中央フリーウェイ」っぽい「透明光速で会いに行く」、
 最初のSEは何なんだと言うくらい明るく軽くて’うちう’というのが如何にもネット中毒っぽい「うちうのほうそく」、
 君にしかわからないなんて言われると照れちゃうな~(違、という感じの「君にしかわからない歌」、
 鬼ちゃんの「VENUS」に匹敵するくらいしっかりと作ってきた壮大なバラード「幸福な人生」、

 このあたりがファンの感じる新境地なのかな~、と思ったりもしますが、それでも今までのシバジュン節を極端に逸脱する程のものではありません。

 そしてやっぱり安心して聴いていられるのは「Love Letter(アルバムver.)」「」「」あたりの切なく美しいシバジュンだったりするわけです。特にアルバム用に先行シングルとはアレンジもボーカルのテイクも変えてきた「Love Letter」はやっぱりシバジュンファンにとってのキラーチューンなんじゃないかな、と思います。

 てな事書いていてふとシバジュンのブログ読んだら、見事に見透かされてました(大汗。

『いつも私もファンも、求めることは同じだと思ってる。
私はKO勝ちしたくて、みんなはKO負けしたがってる。

私は何も変わってないって思ってるのに、
かなり変わったというメッセージをもらいました。

大丈夫。何も変わってないから(笑)。
むしろ、足踏みしているような気分だから。
動きたくてウズウズしてる。

ダメだと思ってた曲が好評で、
自信作が、ややウケ。(笑)
ロックだと思ってた曲に誰も気付かず!(爆笑)
王道の柴田淳はやっぱりみんな大好きなんだね!あははは。

でも、一つだけ言えること。
このアルバムを作る前の私と、作った後の私は、
全然違う自信の持ち方をしてると思ってる。

今は何が自信になっているかはわからないけど、
でも前とは違う。
辛い日々を乗り越えたこともひとつかな。
強くなったような気はしてます。

もしかしたら、このアルバムがトンネルになってくれたのかも。
ようやく抜け出せたような、私がいます。

ロックは「救世主」のことでした。

レコーディングの一番始めに歌って、
マチコが泣いた復讐の歌は、「蝶」でした。

藤子不二雄のマンガを書きながら、
どのくらい歌詞をかけばいいか、線を引っ張って確かめて、
どっさりあると愕然としたのは「雨」でした。

歌手の歌は「君にしかわからない歌」でした。

「Love Letter」は、実は地方の森で書いていました。
一人旅をしていたんです。泣きました。(笑)

一曲でも、あなたのこころにひっかかる曲があることを願ってます
(柴田淳 オフィシャル・ブログより抜粋)』

 まあ、以前のライブレポでも書いたように、生声を聴いて初めて凄みが分かる曲があるはず、とりあえず押さえた神戸、大阪公演を楽しみにそれまで聴きこむ事にします。

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