ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

Red / King Crimson

Red
 いったい、いくら買わされるんでしょうか・・・。ロバート・フリップ翁の錬「」術に。。。と、AMAZONのレビューに書いてるのは私ではありません(笑。でも禿同です(古。さすがに最近は愛想を尽かして買っていませんでしたが、なんと今回は

 「RED」

う~む、急所に不意打ちを食らった~、なんせ私の人生を狂わせたアルバムですからね~(^_^;)。なんでも

 キング・クリムゾンKing Crimson)のデビュー40周年

を記念したスペシャル・アイテム・第一弾らしいです。第一弾と言うところがまたなんとも、、、どこまでお布施をねだるねん!

Red
Disc1: CD
Features the original album plus three extra tracks, stunning pre-overdub trio versions of Red & Fallen Angel and the full version of Providence.
 
1. Red
2. Fallen Angel
3. One More Red Nightmare
4. Providence
5. Starless
 
Bonus Tracks
6. Red (trio version)
7. Fallen Angel (trio version)
8. Providence - (full version)
 
Disc2: DVD-Audio
Features the original album in Hi-Res Stereo and 5.1 Surround Sound editions, with the three additional tracks from the CD plus Journey to the Centre of the Cosmos also available in Hi-Res Stereo. The trio version of Fallen Angel and the full versions of Providence and Journey to the Centre of the Cosmos are also available in 5.1 Surround Sound.
 
including Video footage: Rarely seen footage from French TV from 1974
1: Larks’ Tongues in Aspic II
2: The Night Watch
3: Lament
4: Starless

今回の記念盤の特徴は
1: 「RED」「Fallen Angel」のトリオ・ヴァージョンの初収録と、「Providence」のフル・ヴァージョンを収録したこと。
2: DVDオーディオが付属され、ロバート・フリップ製作総指揮のもと、ポーキュパイン・ツリーティーヴン・ウィルソンがミックスダウンを手がけた5.1 Surround Soundと、Hi-Res Stereoが収録されていること。
3: DVDオーディオには映像コンテンツとして、1974年に撮影されたフランスのテレビ番組でのパフォーマンスも収められていること。

 CDの方は今更もう語る事もないので省略。初モノの小出しも、これで満足しろって言うの?と言うレベル。

 でもってDisc-2。何を今更絶滅危惧種DVD-Audioをと言う気もしますが、やっぱり付録ビデオ画像の誘惑には勝てませんでした。メニュー画面であの有名なジャケ裏のタコメーターが動いてレッドゾーンに突っ込んだ時には生きてて良かったと狂喜乱舞しました(笑。

 まあ映像はトホホで、ELPの「展覧会の絵」のチープなサイケデリック映像を見て呆然とした苦い思い出も蘇って来ましたが、まあそれでもIII期KCの4人を見られるんですから贅沢は言えません。というか、それなりに感動しましたよ、やっぱり。
 でもフリップ翁が全く表情を変えずカメラの方をひたすら見つめているのはちょっと気持ち悪いです。そんなもんずっと写し続けるくらいならウェットン君のベースプレイをもっと見せろよと思いました(苦笑。
 一方デイヴィッド・クロスのヴァイオリン・プレイには十分な時間を割いてくれており、意外に他の3人に負けない音を出している事にはちょっと驚きました。スタジオライブと言う事もあるんでしょうけど、フリップ翁自身が「彼の楽器はやはり他の3人の音にどうしても負けてしまうので離脱は必然であった」なんて語ってましたからね。
 そして何と言っても我が憧れのビルブラが元気一杯な事には感動しました。チャイナ・シンバルを叩いたぞ~なんて単純に喜んでました。
 ちなみに最大の期待は「Starless」でしたが、やっぱり既発表音源と同じプロトタイプ版で、本アルバム収録の完全版の完成度には比ぶべくもありませんでした。でもビルブラが縦横無尽にパーカッシブを叩きまくるのを見るだけで十分満足でございます。

 ちなみに一応DVD-Audioの音も確認しましたが、まあ元々のオリジナル音源自体があまりハイファイでないし、まあこんなもんかなという感じです。なお、「Journey to the Centre of the Cosmos」は「The Great Deceiver」で既出の音源と同じです。

 というわけでKing Crimsonの長い歴史の中でもファーストと並んで歴史に残る傑作ですから、KCファンは必ずお布施するように。ちなみに引き続き、10月12日には「In the Court of the Crimson King」、そして10月26日には「Lizard」が同様の仕様でそれぞれリリースされる予定。また他のタイトルについても今後随時リリースされる予定です。わたしゃ、もういいですが(をい。

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