ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

14年と言う歳月

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(写真:毎日JPより)
 今日で阪神淡路大震災から14年の歳月が流れました。自身の経験については以前「病院が大震災から学んだ事」という記事に思いのたけをぶつけたので(笑、今更書くこともあまり無いのですが、これからも命のある限りは1月17日という日に特別な思いを持ち続けるのだろうなと思います。

 テレビやラジオもさすがにネタは尽きてきたのか、以前ほど長い時間は割きませんが、それでも幾つかの特集は見ました。一つ感慨深かったのは、もう

今の小学生は大震災を知らない

と言う事実です。子供たちにどう震災を伝えていくのかが問われる時代になったという事ですね。

 その一つの取り組みとして、須磨区にある舞子高校に「環境防災科」という科が設立されており、その紹介のテレビ特集もありました。震災で父をなくした少女(当時3歳、震災の記憶は無い)がこの科に入学し、授業の一環として中国・四川大地震の現場を見学にいき、同じく親を亡くした少女と抱き合う場面を見たらさすがに涙が出ました。テレビはやっぱりどうあっても視聴者を泣かせたいみたいですね(苦笑。

 何も願わない、ただ手を合わせる。合掌。