ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

もやしもん(7)

もやしもん 7―TALES OF AGRICULTURE (7) (イブニングKC)
 少し遅くなりましたが、「もやしもん」第7巻が出ました。限定版 ~nano~ 買い損ねましたが、東京の息子はしっかりゲットしてナノブロックを組み立てたそうです。ちなみに『もやしもんDS』'09年発売決定、だそうです。久々にゲームやるかなっ!(^^)!

 閑話休題、前回で「フランス編」は終了し、長谷川遥(超モチカネの娘でS的ファッションのタカピー院生)と美里薫笑い飯の西田そっくりのキャラで貧乏2年生)以外はもうすっかりフランスでの騒動をひきずらずに「日本編」に戻っております。

 今回はいよいよ発酵蔵が稼動し始め、味噌醤油みりん泡盛等々の作成方法がこれでもかと語られていきます、樹教授が復活したため、その薀蓄の字数は脅威的でコミックスの域を超えてますね(爆。あっ、そういえば書籍も重くなってきましたので「コミックス」のカテゴリーを作って分割させました。まあ、セレビシエ君がポンッ、と胞子を飛ばしたようなもんだと思ってください。

 ところで、「しょうゆ・みその主な仲間たち世界地図」のところでしょっつるなどに混じって「いかなご」が入ってました。え~、いかなごは釘煮だろ?、と訝って調べてみたら、なんと香川県に「いかなご醤油」と言うのがありました。へえ~(x20回、古)

 もちろん、薀蓄だけでなく、謎の穴が登場したり、沖縄から「日焼け蛍」こと金城優がやってきたり、まあ色々とにぎやかです。ちなみに金城優は女性です、蛍は今ゴスロリ女装してますが男です、この辺が読んでて非常にややこしい(笑。

 菌たちは菌たちで、腸内フローラ世界で三国志三国鼎立をやっとります。こっちの方をもうちょっと増やしてほしかったです。菌たちも冒頭で本巻は丸ごと内フローラが舞台だと言ってて、作者も「背景がチョー楽だ」と言ってたのに(^_^;)。

 それにしてもラストシーンでジジイ3人が佇む湖は一体何?次巻にご期待、ってとこですか、それにしても絵柄じじむさいし(^_^;)。