ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

家蝙蝠(アブラコウモリ)

Aburakoumori
(真下から見るアブラコウモリ、K様撮影)
かはほりに軒先を貸す夕べかな ゆうけい
蝙蝠よ家族なりしか われは独り はむちぃ 

は: こ、これは蝙蝠ではございませんか?
ゆ: そうなんだよ~、我が家の軒先でくつろいでいるアブラコウモリです。家蝙蝠とも言います。俳句では「かはほり」とか「蚊喰鳥」とかも書きますね。
は: この頃我が家のウッドデッキに多量のフンが落ちていると思っておりましたが。。。
ゆ: そうなんだよ、家内が蝙蝠じゃないかと疑っていたんだけどね。巣は無いし、なかなか姿を見せなかったんだけど、今日ついに夕方にウッドデッキの上の軒を借りて休んでいる所を家内が発見したんだ。ちなみにこの写真は家内の友人のバードウォッチャーK様に撮って頂きました。ありがとうございます。

は: 壁のレンガタイルの大きさから見ますとかなり小さいんですね。
ゆ: そうだね、胴長で4-5cmといったところかね、だから換気口とか瓦の隙間とか屋根裏とかでも巣を作るらしいよ。家内に聞いたらこの辺でも結構多いらしいんだね。
は: コウモリと言うと洞窟を連想いたしますが人里に棲んでいるんですね。
ゆ: このコウモリは日本で唯一人家のみを棲家とする住家性だそうです。害虫を食べてくれる面では益獣と言えますが、やはり鳥類と同じく糞公害の事を考えるとあまり増えすぎるのも問題ですねえ。

は: こうして五匹が並んでいると微笑ましい気もいたします(ホロリ。
ゆ: 家族単位で行動するらしいんで、この五匹も家族なんでしょうね、はむちぃ君もちょっと羨ましそうだね。
は: 秋の夜長は誰しも少し感傷的になるものでございますよ(-.-)。