ゆうけい： はむちぃ君ちょっとちょっと、ある実験を手伝ってくれんかね。
はむちぃ： またまた良からぬ事を企んでおられますね(；一_一)。
ゆ： 良からぬ事とは人聞き、いやハム聞きの悪い、コーヒーを淹れようと言うだけですがな。
は： それをなんで私メが手伝わなくてはいけないのでございますか？
ゆ： ちょっと手間がかかるんだよ、山岡士郎流水出しコーヒーを作ってみようと思うんだ。
は： ハアハア、私メも感慨深く読ませていただいた「美味しんぼ」第102巻に出てきた士郎様のアレンジした方法でございますね、あれは士郎様だから出来るのであってご主人様では無理でございますよ。
ゆ： なんか虚構世界のパラレルワールドに引き込まれそうだな(^_^;)、まあそう言わず手伝ったり、指図したり、ラジバンダリ～(^^♪、してくれよ～。
は： ダブルダッチですかあんたは(-_-;)、はいはい、でもどうなっても知りませんよ。
ゆ： では、102巻243Pの士郎の台詞を読んでくれたまへ。
は： 士郎様、でございますよ、では、
「そこで俺は60ｇのコーヒーの粉を１ℓの水と混ぜて」
でございます。まずは水と珈琲でございます。
ゆ： OK、１リットル作って失敗したら悲惨だからとりあえず500ｍｌのミネラルウォーターを買いました。
は： １リットルも500mlもあまり変わらない気もしますが(-_-;)。次はコーヒーを挽きませんと。絵を見ますとそれ程細かく挽いておられないようでございますね、フィルター用の程度でよろしいかと。
ゆ： 漫画では海原雄山先生が
「水出しは酸味が強いと全体の釣り合いが崩れる」
とおっしゃってるので、京都の小川珈琲の有機コーヒー「バードフレンドリーブレンド」を使いましょう、今一番お気に入りの珈琲で、比較的酸味の少ないブレンドです。これを30g挽いてみました。でははむちぃ君次を読んでおくれでないかい？
は： かしこまりました、
「さらに激しくかき混ぜて、」
「一粒一粒がすべて水と混ざりあうようにした」
とありますので、とりあえず混ぜて攪拌してくださいませ。
ゆ： 分かりました、やってみます、まず水を半分くらい出して粉を入れてと、、、うっ、なんか凄い事になりそうだな(^_^;)、で、水を戻して良く振ってみたら、、、こ、これは、、、
は： なんか凄いですね～、本当に大丈夫でございますか～（不安。
ゆ： 大丈夫だと思うけどな～、でこのまま置いとくんだね。
は： はい、続きを読みますと
「その容器を冷蔵庫に入れて一昼夜。」
とございます。果報は寝て待てでございます。
～ 一昼夜経過 ～
ゆ： さあ、はむちぃ君、一昼夜過ぎたよ～ン(^^♪。
は： はい冷蔵庫から出して参りました、最後の一節は
「上澄みを布でこしたものがこのコーヒーだ」
でございます。
ゆ： まあ漉すのはフィルターペーパーでも変わらんでしょ、やってみます。おおっ、見た目よさげな透明感ですな（嬉。ちなみに飲んだ人の感想はなんて書いてあったっけ?
は： 「おおっ、これはさわやか！」
「さわやかだが味わいが深い！」
「ううむ。さっきの水出しコーヒーより旨味も深い。」
とございますね。
ゆ： わくわくするねえ、ではコーヒーカップに入れてみましょう。
は： 冒頭写真がそれでございます、たしかに透明感があって美味しそうでございますね、ではご主人様、試飲の程を。
ゆ： では一口、・・・・・？・・・・・ま、まず
は： は？フォントが最小で聞こえませんが？
ゆ： ま、まずい。。。。。(>_<)
は： まだフォントが小さいですが(^_^;)、ひょっとして、不味いとおっしゃっておられるのでは？
ゆ： イエスアイドゥ～（by坂田師匠）、ス○ー●ッ●スの○ズ豆コーヒーくらい不味いよ～(ToT)
は： またまた伏字だらけの暴言を(-_-;)、でもどうしてでございましょう、指示どおりにいたしましたのに？そう言えばこの豆はアイス用ではございませんからホットにすれば美味しいかもしれませんよ。
ゆ： そうだな、さすがはむちぃ君、では電子レンジで温めてみましょう！。。。チ～ン！。。。うっ。。。ますますまずっ（落込
は： 要するに大失敗でございますね、だから士郎様のようにはいかないと申し上げたのに、牛乳でも入れてお飲みくださいませ。
ゆ： そうするよ、☆☆バのコーヒーでもラテにすれば飲めるもんなあ、ウン美味しい美味しい(ToT)
は： 伏せ文字にまで凝って悪態をつかなくてもよろしゅうございましょうに、まあお気の毒でございました。今度は素直に水出しコーヒーセットをお買いなさいませ。
