懐かしのロックバンド・ブロンディの大ヒット作「Parallel Lines（邦題はなんと「恋の平行線」）」の発売３０周年記念アルバムが出ました。当時よくＴＶで流れていたＰＶや、Top Of The Popsでのライブ映像を収録したＤＶＤまでついていていやあ、懐かしいですね。
ディスク1 (CD)
1. Hanging On The Telephone
2. One Way Or Another
3. Picture This
4. Fade Away And Radiate
5. Pretty Baby
6. I Know But I Don't Know
7. 11:59
8. Will Anything Happen?
9. Sunday Girl
10. Heart Of Glass
11. I'm Gonna Love You Too
12. Just Go Away
13. Heart Of Glass - 7" version (*Bonus Track)
14. Sunday Girl - French version (*Bonus Track)
15. Fade Away And Radiate (108 BPM remix) (*Bonus Track)
16. Hanging On The Telephone (Nosebleed Handbag Remix) (*Bonus Track)
ディスク2 (DVD)
1. Picture This (promo video)
2. Hanging On The Telephone (promo video)
3. Heart Of Glass (promo video)
4. Sunday Girl (TOP OF THE POPS)
デビュー間もない頃は「妖女ブロンディ」とかいってデボラ・ハリーのセックス・シンボルとしての話題性しかないようなトホホバンドだと思っていたのですが、1978年発表のこのアルバムがヒットして大ブレークしました。ブロンディは現在ロックの殿堂入りまで果たしていますから彼女達にとってもロックファンにとっても記念すべきエポック・メーキングなアルバムと言えます。ちなみに恥ずかしながら私、持っております(^_^;)。どうしてかと言うと、４になんと！
が参加している事で当時大変な話題になったんです。ＫＣ休んで一体何やってんだ！と思いましたがそこはＫＣマニアの惚れた弱み、フリップのギターが聞きたいばかりに買ってしまいました。
でもって聴いてみると全体を通して大変良質なポップ・アルバムに仕上がっていたんで余計に感心した思い出があります。ＰＶでみるBlondieの顔のでかさにも感心した覚えもありますが（笑。
その出来の良さを反映して、米英二カ国で１、２、３、９、１０がシングルカットされ、特に「Heart Of Glass」は米英ともシングルチャート１位という偉業を達成しています。ジョン・レノンがこの曲を大変気にいっていた事も有名です。それに喜んだデビーとクリスが「Autoamerican」をジョンに送ったのですが、残念ながらその直後にジョンは亡くなった、という哀しいエピソードを今回このアルバムのライナーでクリスが紹介していました。
というわけで、この３０周年記念アルバムにはお約束のBonus Trackを含めて１６曲がつまった大変楽しいアルバムとなっています。ただ、私の購入した輸入盤では、通しで聴くには問題ないんですが、後半１０曲目以降の頭出しがうまくいかないことが度々ありました。ご参考までに。ＤＶＤは冒頭に述べたように懐かしさ一杯です、いやあ７０年代ですねえ。それにしてもやっぱりデビーの顔、デカ！
