ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

リラのホテル / かしぶち哲郎

Lilac08042 

 我が家の庭も初夏の日差しが注ぎ始め、「リラの花咲く頃」となりました。リラの花と映画「転々」で紹介したムーンライダーズからふと、かしぶち哲郎の「リラのホテル」を思い出したので聴いてみました。

1. ひまわり 
2. リラのホテル 
3. フレンズ 
4. 冬のバラ 
5. 屋根裏の二匹のねずみ 
6. リッスン・トゥ・ミー,ナウ! 
7. 堕ちた恋 
8. 恋ざんげ 
9. 憂うつな肉体 
10. 春の庭 

 ムーンライダーズのドラマーだったかしぶち哲郎が1983年に発表したソロ・アルバムです。「featuring 矢野顕子」とあるとおり、5でデュエットしている他、演奏でも全面的に参加しております。当然ながらバックの面々もほとんどYMO人脈となっています。クレジットを見ると、ムーンライダーズからは白井良明がギターで参加してるだけですね。

 かしぶちはそれほど歌がうまいわけでもなく、矢野顕子の歌唱は当時から苦手だったんで、なんでこのアルバムを買ったのかよく覚えていません(笑。多分題名に惹かれたんでしょう、題名買い(をいをい。

 中身もなんとなくアルバムの題名から連想される通りの、ちょっと切なくてちょっとデカダンな欧州的雰囲気のある曲が並んでいます。どうせならター坊(大貫妙子)に手伝ってもらえよ、と思わないでもないです。と、クレジットを見てみるとなんとBackgroud Vocalで参加しているではないか(笑。