ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

ポール・ジローのスパークリング・グレープジュース

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 先日の記事「もやしもんNo.6」中で、下戸には嬉しいスパークリング・グレープジュースについて言及しました。ブルゴーニュのワイナリーの白ゴス少女マリーが酒の飲めない父ニコに勧める「ポールジロー」と言う品なのですが、マリーの説明によると

ポールジロー家はグランドシャンパーニュでコニャックを造る名門よ。これはその蔵のコニャックの原料ユニブランで造られた発泡グレープジュースと言う人気商品なの」

だそうです。ノンアルコールのコニャック、、、これは試さない手はありません(笑。

 というわけで早速手に入れました。写真の如く漫画と同じラベルとボトルです。炭酸の泡も見えますので、半日ほど冷所においておきましたがそれでも泡は残っております。開けた時にシャンペンのように吹きこぼれないかどうか心配でしたが、幸いポンッという音がしただけでした。ワイングラスに注いでみると、見掛けはシャンパンと全く区別がつきません。

 で、お味ですが、、、これが美味しい!色とは裏腹に濃厚な葡萄の味わいがあり、シャンパンだと言われたら信じて酔ってしまいそうです(笑。少しCO2を入れすぎかなと言うくらい発泡するのが玉に瑕でしょうか。

 値段は一本750mlで1200円でした。グレープジュースと考えれば高いかもしれませんが、ノンアルコールのドンペリだと思えばメチャ安い(^_^;)!

 まあ冗談はともかく、ポール・ジロー氏が丹精込めて育てられた極上の葡萄を最良の時期に収穫して作られたジュースですし、特に2007年度は欧州に異常気象が襲いましたので育てるのに苦労されたそうです。それを考えるとこのお値段でこれだけのジュースを味わえるのは、大げさかもしれませんが価格破壊的に安いと思います。特に私ども夫婦のような下戸にとっては福音とも言えますね。

 この葡萄種「ユニブラン」のブラン(blanc)は「白」の意味ですが、「もやしもん」に出てきた「ピノ・ノワール」のノワールnoir)は「黒」ですよね。下戸の父ニコが取り組み始めたピノ・ノワールで作るスパークリング・グレープ・ジュースはもちろんフィクションではありますが、もし本当にあれば是非試飲してみたいですね。どんな色なんでしょう
)^o^(ワクワク。