ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

今年を振り返る(6)音楽編

Oscarpeterson
(We Get Requests / Oscar Peterson Trio)
はむちぃ: では「今年を振り返る」シリーズの最後はお賑やかに月ラプ音楽賞の発表でございます。
ゆ: 早速ですが、この記事を書いている最中に、訃報が飛び込んでまいりました。そこで急遽功労賞を設けさせていただきました。

功労賞: Oscar Peterson (1925-2007)

ジャズ・ピアノ界の皇帝といわれたオスカー・ピーターソン氏が12月23日に逝去されたそうです。享年82歳、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
は: 膨大な数の傑作を残された文字通りのVirtuosoであられました。写真は「プリーズ・リクエス」と言う邦題で有名なオスカー・ピーターソン・トリオ(OP、レイ・ブラウンエド・シグペン)の代表作でございます。
ゆ: レイ・ブラウンも、奥さんだったエラ・フィッツジェラルドも既に鬼籍に入っておられますし、寂しくなりましたね。

は: では気を取り直しまして、クラシック部門から参りましょう。
ゆ: 何と言ってもこのピアニストに魅了されました。

ベスト・クラシック賞: ラフマニノフ交響曲第1,2番:ツィメルマン、小澤&ボストン響
ラフマニノフ

は; ポーランドの孤高の天才クリスティアン・ツィメルマン様でございますね。
ゆ: ギドン・クレーメルとのDUO公演は素晴らしかったです。
は: このアルバムは小澤&BPOとの共演でラフマニノフを弾いておられますね。
ゆ: 正確無比にして情感あふれると言う二律背反を超克したような演奏ですね。彼によるとラフマニノフのピアノコンチェルトは演奏するものでなく「生きる」ものだそうですから、命がけの演奏ですね。ピアノ2番などは私のような素人でも色々な機会に聴いておりますが、やはり格が違う演奏と言う感じがします。

は: では続きましては洋楽部門です。未発表音源が立て続けに日の目を見たニール・ヤング様や新進のケイティ・メルア様も印象的でございましたが、
ゆ: 一時期はこればっかり聴いてました。

ベスト・洋楽賞: The Submarines / Declare A New State!
ディクレア・ア・ニュー・ステイト!

は:  ジョン・ドラゴネッティブレイク・ハザードの夫婦DUOでゆるゆるでおっされ~な電子ポップを展開しておられますね。
ゆ: 詳細は記事をごらんいただければ幸いですが、奥さんの方がなんとスコット・フィッツジェラルドの曾孫さんだそうで、そこに注目が集まっているわけですが、まあそんな話題を抜きにしても楽しめる一枚でした。

は: では続きましてベストDVDも選んでいただきましょう。大本命は20年以上音楽界の最先端をひた走るあの方でございましょう。
ゆ: その通りです、ぶっちぎりでこれですな(^。^)。

ベスト・DVD賞: The Confession Tour / Madonna
マドンナ コンフェッションズ・ツアー・ライヴ

は: 記事にもございますが、CDとDVDのセットでございますね。
ゆ: 普通CDとDVDのセットと言えばDVDはおまけ的なものが多いのですが、これは何と2時間超の「Confession Tour」をほぼ完璧に収録しているんですよ。それで税込み3000円チョイ、これはDVD界の価格破壊や~
は: 彦摩呂ですか、あんたは(ーー;)。
ゆ: こちとら万札はたいて観にいったのに~
は: 相変わらずせこいことを、まあお気持ちは分からんでもないですが。

は: では最後に邦楽賞でございますが、まさか、結果が見え見えと言うお叱りの声が聞こえてきそうなあの方では(;一_一)?
ゆ: そのまさかだったりして(^_^;)。

ベスト邦楽賞: Music & Me / 原田知世
music & me (DVD付)

は: やっぱり、、、で、これもCD&DVDセットでございますが、、、
ゆ: DVDは無かったことにしてくれたまへ(笑。まあ冗談はともかく、ボサノバ風の「シンシア」、25年の歳月を経て今蘇る「時をかける少女」をはじめ、佳作揃いで自信を持ってベスト邦楽賞に推挙させていただきますっ!
は: 鬼束ちひろ様の名前が出てまいりませんが?
ゆ: あ”あ”~辛いのう、許せよ~、金持ちのボンボンは、う・そ・じゃ~。
は: 知らんぷりをしているんだか、トランス状態に入ったんだか良く分かりませんが、今年も最後の最後まで横山たかし師匠のネタでございました(ーー〆)、お粗末なラストではございますが皆様この辺で「今年を振り返る」シリーズお開きでございます。長のお付き合いありがとうございましたm(__)m。
ゆ: 鬼ちゃん、来年は本気出せよ~(ToT)/~~~