ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

システムの変更

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 一つコンポーネントを変えると全体の見直しを迫られることは往々にしてありますが、先日ロクサンのターンテーブルXerxes20を導入してからまさにそうなってしまいました。結論を言ってしまうと、サブウーファーの使用をやめてしまい、パワーケーブルを色々とトレードしました。

 Xerxes20はとてもポテンシャルが高いことは感じていますが、まだまだ気難しくてなづけるのはこれからです。それはいいのですが、問題は電源ユニットのXPS。クリーン電源を通しているにもかかわらず外乱に非常に敏感なのです。ダイニングのTVがついているだけでささくれ立った音になってしまいます。まあそれは切ればいいだけのことなのですが、今まで許容範囲内と思って使い続けてきたサブウーファーの内臓デジタルアンプの待機電源がオンになっているだけでも音が濁ります。クリーン電源導入の際、色々工夫しても若干音は濁ることは分かってはいたのですが、この電源は英国紳士気質なのか異常にシビア(苦笑。でもってしばらくの間サブウーファーの電源をオフにして、色々なソースを聴いてみたり、あれこれ対策を考えたりしたのですが、結局サブウーファーは必要ない、との苦渋の(^_^;)決断に至りました。

 となると色々と余ってくるものがあります。その中でも以前から考えていたのがパワーケーブルの変更。サブウーファーで十分エージングしたハーモニクスX-DC SM350をパワーに使ってみると大変美しい音が出る上に低音もWireworld SEP III+に負けていません。おまけに部屋のせいで右にやや偏位していると思っていたセンター定位がほぼセンターに戻ってしまいました(汗。もちろんワイヤーワールドに問題があるのではなく、重く硬いケーブルなのでコネクター部にストレスがかかっていたためと思います。このストレスについては極太ケーブルに関していつも気になっていたのですが、やはりなあと言う感じです。ハーモニクスは偶然にも後の吸音板を利用してうまくストレスをかけずに配線する事ができましたのでそれが良かったのでしょう。

071202cord そうなると、各コンポーネントのパワーケーブルも見直したくなります。各コンポーネントの特性や接点のストレスの少なさを考え、幾通りものパターンを試してみました。結果手前味噌ですが、ある夜突然閃いた組み合わせがベストで恐ろしく深みと切れのあるサウンドステージとなってしまいました。写真は変更後のクリーン電源の後側、どのケーブルも他と接していません。う~ん、見事な仕事だ、ぬいぐるみ軍団、自分で言うか(爆。というわけで、最終選択は下記のとおり。

CDP: Camelot Technology PM-650  →Accuphase PS-510付属ケーブル(Acrolink製)
Control amplifier: PS Audio Prelude  → S/A Lab Professional
Power amplifier: Wireworld SEP III+ 1.5M→ X-DC SM350(all WATTaGATE)
Power Conditioner: 付属ケーブル(Acrolink製) → Camelot Technology PM-650 1.5M

Cb05071202 さて、サブウーファーを片付けてしまうと足回りの Eau Rouge CP-UCBとBDR Pyramid Cones Mk3の組み合わせが余ってしまいます。というわけで当然のごとくクリーン電源の下へ移動させました。冒頭写真はセッティング後です。となると、薄型カーボンボードCB0.5は、、、そう、しばらくはさわらないと言ってたXerxes20の下へ思わず敷いてしまいました(笑。これでほぼトレード終了です。音は、、、自己満足ですがかなりのところまでポテンシャルを引きずり出してきたかな、と。あとは鳴らしこみとメンテですね。

 フリーエージェント選手が出てしまいましたが、サブウーファーはルーツサウンドさんに売却するつもりです。ワイヤーワールドはヤフオク出品しました。興味ある方はどうぞご覧ください。