ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

Xerxes20

Xerxes20pr_2
は: ほお、これがご主人様が狙っておられるターンテーブルでございますか、またまた難しい名前のターンテーブルでございますね(驚。
ゆ: このスペルを「ザクシーズ」と即座に読める日本人は恐らく教養のある帰国子女か、でなければオーディオファイルだけだしょうね。
は: 私メ、ペルシア王国の大王「クセルクセス」様かと思っておりました。
ゆ:その通り、日本で世界史を習った方ならそう記憶しているよね。私もそうですた。「ザクシーズ=XERXES」だと知ったのは正直に告白すると「ANALOG Vol1」が出てからでした(^_^;)

は: それにしてもユニークな名前のターンテーブルがございますものですね。中東製ですか?
ゆ: をいをい(笑、このシンプルでエレガントなデザインはやっぱり英国製でしょう。イギリス在住のインド人トラージ・モグハダムさんという人が作ったんで、このような名前を選ばれたんでしょうね。
は: 歴史は古いのでございますか?
ゆ: 初登場が1985年です。
は: その頃はもうCDの時代でございましたね。
ゆ: にもかかわらず好評を以って迎えられた事でもこのターンテーブルの凄さがお分かりいただけるかと。その後ロングランを続けて10年後にはクセルクセス10世が跡を継ぎ、20年 後の一昨年にはクセルクセス20世が嬉しい事に価格を下げて即位されたのだ。

は: それがこのXerxes20でございますね。聴かれた事はおありなんですか?
ゆ: いや、残念ながらまだ聴いた事はないんだけど、一目見てこれは美しい、と思いますた。それに、これではないんだけどルーツさんで3年位前にフラッグシップ機であるTMS2は聴いた事があるんだ。
は: はいはい、ルーツサウンドハイ・ファイ・ ルネッサンスの徳野社長をお招きしての試聴会が催された時に自前のLPを2,3枚持参してお出かけになりましたね。
ゆ: そうそう、その時に フレッシュで溌剌とした音に大変感銘を受けました。特にジョニ・ミッチェルの「Shadows and Light」のライル・メイズの地を這うようなシンセ・ベース、パット・メセニーのギターのハーモニクスには痺れました。
は: その時に徳野社長さんに

「小遣いがたまったらザクシーズを買いますよ」

と大見得を切られたそうでございますね。
ゆ: よく覚えとるな(^_^;)、まさか実現するとは思いませんでした(苦笑。
は: 実現と言う事はもう注文されたので( 一一)?
ゆ: 実は。PianoRosewoodと言う色(写真)を指定したので6週間かかるそうです(^_^;)。気長に待ちましょう。