ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

サヨナラCOLOR

サヨナラCOLOR スペシャル・エディション

海岸沿いの病院の医師・佐々木(竹中直人)のもとに偶然、高校時代の同級生の未知子(原田知世)が入院した。懐かしい思いが蘇る佐々木とはウラハラに、未知子は彼のことを思い出せない。病状は芳しくなく、彼女の恋人の雅夫は入院中の彼女を思いやることもなく、気持ちが沈んでしまいそうな毎日だったが、陽気な佐々木のおかげで入院生活は楽しいものになった。心の距離が縮まっていく佐々木と未知子。しかし、彼には秘密があった…。(AMAZON解説より)

は: ジロッ(;一_一)、2周年を向かえた最初のレビューがこれでございますか、ご主人様?正直なところ、世評では竹中直人様の演出がしっちゃかめっちゃかで

原田知世様を鑑賞するためだけの映画

ということらしゅうございますよ、知世様信仰も良い加減にしませんと、、
ゆ: おっ、2周年だというのにいきなり厳しいねえ、はむちぃ君(劇汗。しか~し、何も私は原田知世様の美しさを賛美する為だけにこの映画を紹介するのではないのだ。
 もちろん、この映画の一番の見どころは知世様が如何に美しく齢を重ねておられるか、その神々しいまでの、、、
(以下数十行カット by はむちぃ)
は: はいはい、知世様信仰はあっちゃ置いといて、何が目的でございます?
ゆ: ずばり、頑張れキヨシロ~~(ToT)/~~~喉頭癌に負けるな~~
は: 全く何という運命の女神の残酷さでございましょう(ウルウル、、、この映画でも原田知世様とのツーショットで健気に同窓会司会役をこなしておられました。知世様がみんなに癌を告白する場面と言うのが、今見ますととても悲しゅうございます。

ゆ: と言う話はあっちゃ置いとくにしてもだ、はむちぃ君、この映画なかなかカルト的に楽しめるのだよ。
は: と、申しますと、怪人竹中直人様の趣味全快でございますか?
ゆ: 全開だよ、はむちぃくん、このネタ使うと映画のネタバレになっちゃうな~(^_^;)、と言う話はあっちゃ置いといて、その通りなのだ。全部書くのは面倒なので、またまたAMAZONから抜粋してみやう。

豪華なキャスト陣、そして新ヒロインは原田知世!
女優の新たな面を引き出すことには定評のある竹中監督が今作で選んだヒロインが原田知世である。なんと竹中直人と高校時代の同級生という難役をサラリとこなし、可憐さを残した大人の女性を好演している。その他、内村光良中島みゆき忌野清志郎久世光彦らの、ゲスト出演の枠に留まらない見事な助演も見どころである。

今、大注目のアーティストが音楽に参加!
音楽はSUPER BUTTER DOGの活動を休止中の永積タカシの個人ユニット・ハナレグミと、クラムボンナタリー・ワイズ。エンディングに流れる「サヨナラCOLOR」は、前述の永積タカシによるソロユニット"ハナレグミ"と忌野清志郎により、本作のために新たにレコーディングされたバージョンであり、作品の最後を飾るにふさわしい、余韻を残す曲となっている。

ミュージシャンのカメオ出演!
北川悠仁(ゆず)、斉藤和義浜崎貴司、ビッケ、田島貴男スチャダラパー他、ミュージシャンが多数参加しているのも楽しみのひとつ。

竹中監督が馬場当のオリジナル脚本を読み、日本が誇るファンクバンドSUPER BUTTER DOGの名スローバラード「サヨナラCOLOR」を想起した竹中が、自身のアイデアも織り込みながら馬場と共同で脚本を執筆した。

は: なるほど、音楽趣味、交友関係なんかまるわかりでございますね。しかし映画のストーリーに有機的に絡んでくるような熱演と言うよりは、ちょっと有名人を使って見ました的な起用が多いように思います。ストーリーも1本調子ではございますし、、、
ゆ: 竹中さん、とにもかくにも憧れの知世様と二人でフランス映画的な雰囲気に浸りたかったんだろうなあ。私だって知世様とご一緒させて頂けるのならそうしますけどね(^_^;)
 となると、後はお遊び的に配役を割り振っていけばあんな映画になるんでしょう。
は: 海辺の撮影なんか、日本の海岸を無理やりフランス的な美意識で処理しようと凝りまくっておられるように感じましたね。
ゆ: でも根本的な問題として、竹中直人自身が演技するとフランス映画的な雰囲気に全くあわないですね(ToT)おまけに「Shall We Dance?」やってちゃ世話ありません。まあ、その辺がカルト映画の限界でしょうか(^_^;)
は: ご主人様がいつも手厳しい医学的な考証はいかがでございます?
ゆ: 気になる点だらけですが、今回は言うとあまりにも生々しいのでやめときます。ちなみに中島みゆきさんはご実家がたしか産婦人科だから医師役が多いですね。

は: さて、エンドロールで主題歌が流れますが、
ゆ: 忌野清志郎がバックボーカルで参加しており、泣けました。確かに素晴らしいバラードでございます。
サヨナラCOLOR~映画のためのうたと音楽~
サヨナラCOLOR~映画のためのうたと音楽~

ゆ: 最後にオーディオ小ネタでございますが、後半に一瞬Linn Sondek LP12を目撃したような気がします。良い音がするようなセッティングではございませんでしたが(-_-;)
は: 「スウィング・ガールズ」で狭い部屋にJBLモニターを押し込んでいたジャズマニア教師役の竹中様を思い出します。では最後に一言お願いいたします。
ゆ: 好きです、知世様~、じゃなかった(大汗
ぐあんばれ、キヨシロ~~~!!!