ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

kimura邸オフ@京都

system7
 本日、kimura様宅でのHoteiさんのクリニックを見学する機会に恵まれました。とても楽しいそして充実した時間を過ごさせていただきました。kimura様、Hoteiさん、ありがとうございました。また、もんさん、Tardさんとお会いすることができ大変嬉しかったです。これからもよろしくお願いします。

 kimuraさんは、私にとって憧れのWilson Audio System 7(冒頭写真)をお使いです。そして、ブログを御覧頂ければわかりますが、大変アクティブなオーディオファイルです。今日もその火傷しそうな熱情の一端を垣間見せていただきました。詳細は自らのブログで明らかにされると思いますので割愛しますが、おそらく家庭で鳴らすSystem 7の音としては最高に近い音と皆が確信するに至りました。私も仲介させていただいた甲斐があり、本当に嬉しかったです。
 欲を言えばあと2,3日たって熟成された時点での音を聴きたいとも思いますが、そうするとそのままルーツサウンドさんにローンの相談をしてしまいそうですので遠慮しときます(爆。

 実は今日の午前は仕事で、Hoteiさんより少し遅れて伺うこととなりました。Hoteiさんのクリニックは過程を楽しむところに醍醐味がありますので、伺った時点で既に音が完成していたらつまらないなあとちょっと心配していました。案の定ついた途端、Hoteiさんから

あらかたの変更は終わったんですよ

と聞かされた時は実はちょっと落胆しておりました。しかし、最初に柴田淳を聴かせていただいた時に、ちょっと右に定位が寄って口元の左が流れていた(密かに私はこれをピーガブIII現象と呼んでいる(^_^;))ので、まだ低音の処理が終わっただけじゃないかな、と逆に内心ちょっと嬉しくなりました。
 予想通りその後少しずつセッティングを詰めるごとに次々と音が変化していき、最終的には音の好みの違う3人が3人とも納得するという展開に至ることができました。個人的には、Anne Sophie von Otterの「The Other Woman」が、最初はkimuraさんの好みのセッティングには合わないのかと落胆していたのが最後の最後に大逆転で大化けしたのが嬉しかったですね。ほんと、

持った湯飲みをバッタと落とし、小膝叩いてにっこり笑い、

浜村淳現象がおこってしまいました(笑。

 それにしても、System 7の奥の深さには脱帽です。驚異的なS/N比、音像定位のシャープさが注目されがちですが、Cub2を使っている私にとっては強靱でなおかつ懐の深い低音の方、すなわち小犬ちゃん(Puppy)が羨ましくって仕方ありませんでした。

yokoo 最後に私がkimuraさんのセッティングの誤りを一つだけ指摘して差し上げましょう。

横尾忠則のポスターは額装しなくっちゃ!

オーディオ聴きにきて、ポスターに見とれたり、ライトが気になったり、変な奴って思われてるかもなあ(苦笑