仰木彬前オリックス監督の訃報に接し言葉もありません。シーズン中も体調がお悪そうで、辞任されてゆっくりと静養していただけると喜んでいた矢先にーーー。
リンク: asahi.com: 前オリックス監督の仰木彬さん死去�-�おくやみ.
指導者としては長い下積み生活の後に近鉄、オリックス、そして新生オリックスと監督をされました。88年近鉄の涙の最終戦引き分けや95年のオリックス「がんばろう神戸」優勝と記憶に残る名采配をされた名監督であるとともに、野茂、イチロー、田口等世界に通用する名選手を育てた名伯楽でもありました。
我々神戸市民にはやはりなんと言っても95年大震災の年に神戸に勇気を与えてくださった「がんばろう神戸」のスローガン、そして優勝が忘れられません。神戸市民にとってまさに父親のような存在でした。
昨年のどたばた合併で産まれた新チームを統率できるのは確かに仰木さんしかおられなかったのでしょうけれども、それが命を削らせることになってしまい本当に残念です。まさに戦死ではありませんか!
引き受ける際に健康面を気遣っておられた西本前近鉄監督に「倒れても本望だ」とおっしゃっておられたらしいですが、我々仰木ファンとしては本当に悔しい(号泣。いろいろと言いたい事はありますが、仰木さんの命を削らせた犯人をあげつらっても仰木さんのご冥福を祈ることにはならないと思いますのでこの辺でやめておきます。
心からご冥福を御祈りします。