ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

久々のアナログメンテ

 昨日は昼からフリーで家に一人でいたので、久しぶりにアナログのメンテナンスをしていました。マメにやれよ、という声が聞こえてきそうですが、たまにやるから効果がよく判るのですっ(キッパリ。

(ご主人様、あいかわらずでございます(-_-;))

styluscleaner 先ずはシェルへのカートリッジの取り付けチェック。軸のぶれやガタツキが無いかを確認し、次いで針先のクリーニング。レイカDr.Stylusというのを使っております。宣伝では随分怪しげなことをのたまっておられますが、まあ確かに効果は抜群。これがなくなったら次はカートリッジと同じメーカーのライラのを買おうと思っているのですが、一向に減りません(^_^;)。

demag この写真は何かというと、カートリッジの消磁器であります。Benzという字がまず目に飛び込んでくるのでベンツマイクロのPEかと思われそうですが、Aesthetixというメーカーのものです。以前ルーツサウンドのマスターに勧められて買いました。眼鏡をレンズ拭きで拭いたように音の濁りが取れるので、大変重宝しております。左右RCA端子をつないでボタンを押すだけという簡単な操作で完了しますが、ルーツさんに教えてもらったコツは片方ずつ各3回やること。

 その後BDRのピラミッドコーンのガタツキが無いか確認して実際音出ししてみます。音の好みをある程度このコーンの位置で変えられるので微調整します。ステサンの松浦さんことHoteiさんはこの名人なのですが、私はまだまだ修行中。とりあえず今日はエレベが弾むような感じを目安にしました。針圧は暑くなってきたことだし、少し軽めにしてみました。

 メンテ後の音は一段とクリアで抜けがよくなりました。ライラの得意とするレンジの広さ、透明感、各楽器の質感の高さなどの特徴をかなり引き出せているかなと思います。誰ですか、

プレーヤーも買い換えなさい

と煽ってるのは(・_・;)。というわけでその後はこんなのを聴いてました。

catpeople-1catpeople-2 映画キャット・ピープルのOSTです。先日キングあおぽんさんがレッツ・ダンスを取り上げておられたのを思い出して選びました。レッツ・ダンスにはこの映画の主題歌「Puttin' Out The Fire」が収録されています。全作で作編曲はジョルジオ・モロダーが担当しています。

 映画音楽特有のドンと沈み込むようなドラムの音、恐怖感をあおるSE,モロダーの哀愁感漂うメロディーライン、そしてボウイの独特の浮遊感漂う節回し、それぞれに大変いい雰囲気です。

カラー・バイ・ナンバーズ
カラー・バイ・ナンバーズ

 隠れた名盤というにはポピュラーすぎますが、ロックファンには過小評価されてる気がします。ボーイ・ジョージのまろやかなヴォーカルとヘレン・テリーの突き抜けるようなゴスペル風シャウトの対比が楽しい作品。特にヘレンの声の突き抜け具合がよくなった気がしました。

Pictures at An Exhibition
Pictures at An Exhibition

 今秋のキース・エマーソン来日公演の予習を兼ねて聴いてみる気になったのですが、よく考えてみるとサブウーファーを入れてからは初めてでした。でもって驚きの連続。キースのハモンドの低音は腹にこたえるし、パーマーのドラミングのキレ、レイクのギターの弦の余韻の美しさ、いやあこんな凄い音が入っていたのかとしばし感動していました。

Presence (Rmst)
Presence (Rmst)

 おっ、ジョン・ポール・ジョーンズ君、ちゃんとベース弾いてるじゃんと再確認。ジミー・ペイジのジャランジャランしたギターのリフが気持ちよくて思わず寝てしまいました(をい。起きたらジムへ行く時間となってしまっており、やむなくこれにて終了となってしまいました。